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北海道札幌市のホームページ制作・web制作・SEO・MEO記事の画像(コーポレートサイトとは?意味と役割、制作と運用の際のポイントを解説)
コーポレートサイトとは?意味と役割、制作と運用の際のポイントを解説
ホームページ制作

コーポレートサイトの意味や構成要素、制作時と運用のポイントを札幌の制作会社が解説

企業活動において、今やホームページは欠かせない存在です。その中でも「コーポレートサイト」は、会社の信頼性を示し、あらゆるステークホルダーとの接点を担う重要な役割を果たします。

しかし、「そもそもコーポレートサイトとは何か?」「サービスサイトやECサイトとどう違うのか?」「制作時に気をつけるべき点は?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、コーポレートサイトの定義や役割、基本構成、制作・運用のポイントまでをわかりやすく解説します。これからWebサイトを立ち上げる方や、既存サイトの見直しを考えている企業担当者にとって、実務に役立つ内容となっています。

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当社では、札幌を拠点にホームページ制作を行っています。
企業の「顔」としての役割を果たすサイトを、目的に応じて最適な形でご提案します。

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コーポレートサイトとは?

コーポレートサイトの定義と意味

コーポレートサイトとは、企業や団体が自ら運営する公式ホームページであり、いわば企業の「顔」とも言える存在です。企業情報を正しく伝えるための拠点であり、訪問者に対して信頼感や安心感を与える役割を担っています。

その主な目的は、会社の存在・事業内容・理念・実績などを広く社会に発信することにあります。株主や取引先、求職者、消費者など、多様なステークホルダーに向けて、企業の姿勢や活動を透明に伝えるための情報ハブとして機能しています。

また、近年では単なる「名刺代わり」ではなく、ブランディングや採用、マーケティング、営業支援といった経営戦略の一部としての活用が進んでいます。

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他のホームページ(サービスサイト・ECサイト)との違い

ホームページにはさまざまな種類がありますが、コーポレートサイトは「企業そのものを伝えるためのサイト」という点で、以下のような他のサイトと目的が異なります。

  • サービスサイト

個別のサービスや製品に特化し、機能・特徴・導入事例などを詳しく紹介することに重点が置かれます。ターゲットもそのサービスの利用を検討する人に絞られます。

  • ECサイト

商品を販売することが目的のサイトで、カート機能や決済機能を備えた構造が中心です。コーポレートサイトのような企業理念や沿革などの情報は最小限です。

  • 採用サイト

求職者向けに企業の魅力や働き方をアピールすることに特化したサイト。インタビューや職場紹介、募集要項などを中心に構成されます。

このように、コーポレートサイトは企業全体の広報拠点として、汎用性と信頼性を持つサイトであり、他のサイトと役割が明確に分かれています。

コーポレートサイトの主な役割

コーポレートサイトは、単なる企業情報の掲載だけでなく、ブランディング、広報、採用、営業支援といった多面的な役割を担っています。ここでは、特に重要な4つの機能についてご紹介します。

企業ブランディング

コーポレートサイトは、企業の「顔」としての役割を果たす存在です。サイト全体のデザインや構成、言葉遣い、写真やロゴの使い方に至るまで、すべてがブランドイメージの形成につながります。

信頼性のあるビジュアルや誠実なメッセージは、訪問者に安心感を与え、企業に対する好印象を醸成します。また、理念やビジョンを明確に打ち出すことで、企業の価値観や社会的な姿勢を伝えるブランディングの基盤ともなります。

情報提供と広報

会社概要、事業内容、沿革、ニュースリリース、IR情報など、企業活動に関する正確な情報を発信する場としても、コーポレートサイトは非常に重要です。

報道関係者や株主、取引先など、さまざまなステークホルダーが企業の情報源としてサイトを参照するため、情報の正確性と鮮度が求められます。適切な更新とアーカイブの整備により、信頼性の高い広報チャネルとして機能させることができます。

採用活動の基盤

求職者にとって、コーポレートサイトは「その企業を知るための入り口」です。会社の雰囲気や文化、キャリアビジョン、社員の声などを伝えることで、単なる募集要項以上の魅力を届けることができます。

専用の採用ページを設け、仕事内容や福利厚生、教育制度などを分かりやすく整理することで、企業理解を深め、応募への心理的ハードルを下げる効果があります。ミスマッチの防止にもつながり、採用活動の効率化にも寄与します。

営業・問い合わせの窓口

お問い合わせフォーム、資料ダウンロード、FAQなどの導線は、営業活動の効率化にも直結します。直接訪問せずとも、Web上で関心を持ったユーザーが情報収集や問い合わせを行える環境を整えることで、見込み顧客との接点が生まれます。

また、よくある質問や導入事例などを掲載することで、問い合わせ対応の工数を減らしつつ、コンバージョン率の向上を図ることも可能です。BtoB企業においては、営業資料やプレゼンテーション資料の代替としても活用されるケースが増えています。

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コーポレートサイトに必要な基本コンテンツ

基本的なページ構成の一例

コーポレートサイトは企業の全体像を正しく伝えることが目的であり、そのために必要なページ構成があります。以下に挙げるのは、多くの企業で共通して掲載される基本的なコンテンツです。

  • トップページ

企業の第一印象を決定づけるページ。ブランドイメージや導線設計を意識し、訪問者をスムーズに目的のページへ誘導する役割も担います。

  • 会社概要

企業の設立年、所在地、代表者名、資本金などの基本情報を掲載。信頼感を高める要素として重要です。

  • 事業内容・サービス紹介

どんな事業を展開しているのか、どんなサービスを提供しているのかを明確に説明します。専門用語の多用を避け、第三者にもわかりやすく表現することがポイントです。

  • お知らせ・ニュース

新製品のリリース、イベントの開催、プレスリリースなどの情報発信を行うセクション。更新頻度が企業の活動量や透明性を示すバロメーターになります。

  • 採用情報

求職者向けに、職種、募集要項、社内の雰囲気や働き方などを紹介。写真やインタビュー記事を用いて企業文化を伝える工夫も有効です。

  • お問い合わせページ

問い合わせフォームや電話番号、アクセスマップなどを掲載。ユーザーにとって「どこから、どのように連絡できるのか」が明確であることが信頼につながります。

これらはコーポレートサイトの基盤となる構成要素です。企業によっては、CSR情報、IR情報、ブログなどを追加し、目的に応じて柔軟に構成することもあります。

コーポレートサイトの基本構成についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。トップページ、会社概要、採用ページなどの各ページが果たす具体的な役割や、構成設計の考え方をより深く解説しています。これからサイト制作を始める方にとって、実用的なヒントが詰まった内容です。

コーポレートサイトにおけるビジュアルの重要性

サイトの印象は、文字情報だけでなく「視覚的な要素」によって大きく左右されます。特に、初めて訪れるユーザーに対して安心感や信頼性を与えるために、ビジュアルの活用は欠かせません。

企業の実際のオフィスやスタッフの写真、業務風景の動画、ブランドカラーに沿ったイラストやアイコンなどを取り入れることで、リアリティと説得力が生まれます。また、デザインのトーン&マナー(トンマナ)を統一することによって、企業のイメージを一貫して伝えることができます。

逆に、素材感のないテンプレート画像や過剰な装飾は、逆効果になることもあるため注意が必要です。「見た目の整合性=信頼性」として捉え、慎重に設計を進めるべき部分です。

ユーザー導線とUI/UXの工夫

どれほど良質なコンテンツを用意しても、ユーザーが目的の情報にたどり着けなければ意味がありません。コーポレートサイトにおいては、ユーザー視点での情報設計と導線の工夫が重要です。

たとえば、グローバルナビゲーション(ヘッダーメニュー)を明確に配置し、各カテゴリへのアクセスをわかりやすくします。また、ページ内のパンくずリストや「よくある質問(FAQ)」の設置などにより、ユーザーの迷子状態を防ぎます。

さらに、スマートフォンからの閲覧を前提とした「モバイルファースト」の設計も不可欠です。指でタップしやすいボタン配置や、スクロールのストレスを軽減する情報配置など、UI/UX面の細かな気配りが、ユーザー満足度に直結します。

コーポレートサイト制作時のポイント

コーポレートサイトを成功させるには、見た目や機能性だけでなく、目的や運用を見据えた設計が欠かせません。制作段階で押さえておくべきポイントを整理してご紹介します。

目的の明確化

まず最初にすべきことは、「誰に、何を、どう伝えるか」という目的の明確化です。
たとえば、BtoB企業であれば信頼感と実績を重視した情報構成が求められますし、スタートアップであれば企業のビジョンや将来性を強く打ち出す必要があります。

目的が曖昧なままでは、伝えたい情報も設計もブレてしまい、ユーザーの心に響くサイトにはなりません。ステークホルダー(顧客・求職者・株主など)の視点を取り入れて情報設計を行うことが、コーポレートサイトの成果に直結します。

スマホ対応(レスポンシブ)

現代のWeb利用は、PCよりもスマートフォンでの閲覧が主流となっています。画面の小さなスマホでも快適に閲覧できるよう、レスポンシブデザインによる対応は必須です。

文字の読みやすさ、画像の見せ方、ボタンのタップしやすさなど、モバイル特有のユーザビリティに配慮することが重要です。
スマホで「見づらい」「使いにくい」と感じさせてしまうと、すぐに離脱されてしまうため、最初からモバイルファーストで設計する姿勢が求められます。

更新性とCMS導入

サイトは「作って終わり」ではなく、公開後の運用・更新があって初めて価値を発揮します。そのため、誰でも簡単に更新できる仕組みを導入しておくことが重要です。

代表的なのがCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入です。WordPressなどのCMSを活用すれば、専門知識がなくてもページの追加・修正が可能になります。
お知らせの更新や採用情報の差し替えなど、スピード感を持って社内で対応できる体制を整えておくことが、サイトの鮮度と信頼性を保つ鍵となります。

SEO対策とアクセス解析

コーポレートサイトは「見つけてもらって初めて意味がある」ものです。そのためには、検索エンジンに適切に評価される構造(SEO)を意識することが必要です。

タイトルや見出しの設計、画像の代替テキスト、内部リンクの最適化など、基本的なSEO対策を施すだけでも検索流入は大きく変わります。
また、GoogleアナリティクスやSearch Consoleなどを導入し、訪問者数や行動データを可視化・分析することで、継続的な改善につなげることができます。

具体的なSEO対策のコツは、こちらの記事でご紹介しています。

これからSEO対策を始める方向けに、SEO対策の手順からおすすめの分析ツールまで分かりやすくご紹介しています。

セキュリティ対策

企業の公式サイトである以上、信頼性と安全性の確保は最重要課題です。とくに、問い合わせフォームや採用応募など、個人情報を扱うページでは万全の体制が求められます。

  • 常時SSL(https化)の導入
  • reCAPTCHAなどを用いたスパム対策
  • サーバー側のセキュリティ設定や脆弱性対応
  • CMSの定期アップデート

など、基本的なセキュリティ対策を怠らないことが企業の信用を守るうえで欠かせません。

こうしたポイントを事前に押さえておくことで、「企業の価値を正しく伝えられる、育てていける」コーポレートサイトの土台を築くことができます。単なるデザインや表面的な情報ではなく、目的・運用・改善を見据えた設計思想が、長く成果を出し続けるサイトづくりの鍵となります。

コーポレートサイト公開後にすべきこと

コーポレートサイトは「公開して終わり」ではなく、その後の運用と改善が成果を左右する重要なプロセスです。サイトの価値を継続的に高めていくために、企業として取り組むべき3つのポイントをご紹介します。

定期的な情報更新

企業のホームページが数カ月、数年間も更新されていない状態だと、訪問者に「この会社は今も事業を継続しているのか?」「情報が古くて信用できない」といったマイナスイメージを与える可能性があります。

定期的にお知らせを掲載する、最新の採用情報を反映する、代表挨拶や沿革をアップデートするなど、コンテンツの鮮度を保つことが信頼につながります。
特に動きのある企業であれば、月1回程度の更新を目安に継続していくと良いでしょう。

アクセス状況の分析と改善

公開後は、GoogleアナリティクスやSearch Consoleなどのツールを活用し、ユーザーの行動データを継続的に分析することが不可欠です。たとえば:

  • ページビュー(PV)数
  • 滞在時間
  • 離脱率
  • コンバージョン率(CVR)
  • 流入キーワードや参照元

などのデータをもとに、どのページが読まれているか、どこで離脱されているか、問い合わせにつながっているかなどの傾向を把握します。
こうした分析をもとに改善策を講じることで、サイトはより効果的な営業・採用・広報ツールへと進化していきます。

企業活動に応じた内容の追加・修正

企業は日々変化しています。新たなサービスの開始、組織変更、事業所の移転、役員の交代、取得した認証や受賞歴など、企業としての「最新の姿」をコーポレートサイトにも反映することが重要です。

変化に応じて内容を更新していくことで、訪問者は正しい情報に触れることができ、企業に対する理解や信頼を深めることができます。
また、採用情報やプレスリリースの追加なども、対外的なアピール材料としての価値が高いため、漏れなく反映する体制を整えておくことが理想的です。

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あわせて読みたい:企業ホームページの必要性とは?

そもそもなぜ企業にホームページが必要なのか?その本質的な問いに答える記事です。企業ホームページが果たす役割や具体的なメリットを、初心者にもわかりやすく解説しています。自社サイトの存在意義を再確認したい方は、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

コーポレートサイトは、単なる「会社案内」ではなく、企業の信頼を築き、採用活動を支え、営業の起点となる多機能な経営資源です。企業の理念や強みを正しく伝えるとともに、ステークホルダーとの信頼関係を深めるための「情報発信の土台」として、ますます重要性を増しています。

制作時には、目的やターゲットを明確にし、コンテンツや導線を丁寧に設計することが不可欠です。また、サイトは公開して終わりではなく、定期的な更新や改善を通じて価値を高め続ける運用視点が求められます。

企業の個性やビジョンを正しく伝えながら、訪問者にとってもわかりやすく使いやすい設計を目指す。

「企業らしさ」と「ユーザー視点」の両立こそが、成果につながるコーポレートサイトづくりの鍵です。

伝わるコーポレートサイトで、企業の信頼と価値を高めませんか?

札幌のホームページ制作会社、ARDEMでは、企業の目的やターゲットに合わせたサイト設計を行い、公開後の運用支援まで一貫して対応しています。

成果につながるホームページ制作を、私たちが全力でサポートします。

まずはお気軽にご相談ください

ARDEM広報担当

ARDEM広報担当
Harada Asuka

Author Profile

「誰かの『伝えたい』を、ちゃんと届く形にしたい」そんな思いから、2024年に中途入社。
これまで複数のブランディング案件に従事し、サービス認知度の向上や採用応募数の倍増など、成果に結びつくコミュニケーション設計を実践。
UX・SEO・CV導線を意識したコンテンツ制作を得意とし、見た人に伝わるだけでなく、行動につながる設計を重視。
情報の届け方ひとつでビジネスが大きく変わる面白さに惹かれ、現在は自社サービス運用・サービスブランディング・採用ブランディングを担当している。

ARDEM広報担当

株式会社ARDEM

Company Profile

北海道札幌市を拠点に、全国の企業を対象としたホームページ制作・Web戦略支援を行う。
SEO対策やMEO施策、集客・採用強化、ブランディング、マーケティングなど、企業ごとの課題に応じた最適な提案と構築を強みとする。
「一緒に戦う理解者であれ」という想いから、表面的な制作にとどまらず、公開後のアクセス解析や運用支援まで一貫して対応。蓄積された実績と知見をもとに、成果に直結するWeb活用を支援している。

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