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SSL化は、Webサイトのセキュリティを向上させ、SEO効果を高め、顧客からの信頼を得るために、今や必須の対策です。
インターネット上では、個人情報のやりとりやセキュリティへの意識が高まっており、SSL化(https対応)は今やホームページ運営の常識となりつつあります。
この記事では、「SSLって何?」「どうやって設定すればいいの?」という初心者の方にもわかりやすく、SSLの基礎知識から設定方法、注意点までを丁寧に解説しています。
「難しそう…」と感じている方でも大丈夫。この記事を読み終える頃には、安全なWebサイトを自分の手で構築する準備が整っているはずです。
「SSL化されたホームページを新たに頼みたい」という方は、札幌を拠点にホームページ制作を行うARDEMまでご相談ください。
あなたのホームページに合わせて最適な方法をご提案いたします。
▶ お問い合わせ
冒頭にお伝えした通り、ホームページのSSL化は、Webサイトの安全性を高め、SEO効果を向上させ、訪問者の信頼を得るために不可欠な対策です。
ここでは、SSL化のメリットについて解説し、その重要性をお伝えします。
Googleは、Webサイトのセキュリティを重視しており、SSL化(HTTPS化)を検索ランキングの評価基準としています。
SSL化されたWebサイトは、検索結果で上位表示されやすくなる傾向があります。これは、SSL化によってWebサイトの信頼性が向上し、ユーザーエクスペリエンスが改善されるためです。
具体的には、URLが「http」から「https」に変わり、アドレスバーに鍵マークが表示されることで、訪問者はそのWebサイトが安全であることを認識できます。
これにより、Webサイトへのアクセスが増加し、SEO効果を高めることに繋がります。
こちらの記事では、httpとhttpsの違いをご紹介しています。
あわせてご覧ください。
SSL化は、Webサイトと訪問者の間の通信を暗号化し、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぎます。
これにより、個人情報(氏名、住所、クレジットカード情報など)や、ログイン情報などの機密データが安全に保護されます。
もしSSL化されていなければ、これらの情報が漏洩し、フィッシング詐欺やなりすましなどの被害に遭う可能性があります。
SSL化は、Webサイトの運営者だけでなく、訪問者にとっても、安全なWeb環境を提供するために重要な対策です。
SSL化されたWebサイトは、訪問者に安心感を与え、信頼性を高めます。
アドレスバーに表示される鍵マークや、企業によっては「https」の表示自体が、Webサイトの信頼性を高める効果があります。
訪問者は、安全なWebサイトであると認識することで、安心して情報を入力したり、商品を購入したりすることができます。これは、コンバージョン率の向上や、顧客ロイヤリティの向上に繋がる可能性があります。
Webサイトの信頼性は、ビジネスの成功に不可欠な要素であり、SSL化はその基盤を築く上で重要な役割を果たします。
SSL化は、Webサイトのセキュリティを向上させ、SEO効果を高める上で非常に有効な手段ですが、SSL証明書の取得には、コストが発生します。
SSL化には、SSL証明書の取得費用がかかります。無料のSSL証明書も存在しますが、機能やサポートに制限がある場合もあります。
一方、有料のSSL証明書は、より高度なセキュリティを提供し、サポート体制も充実しています。費用の相場は、証明書の種類や提供会社によって異なりますが、年間数千円から数万円程度が一般的です。費用対効果を考慮し、自社のWebサイトの規模や用途に合ったSSL証明書を選ぶことが重要です。
SSL証明書の更新費用も考慮する必要があります。SSL証明書には有効期限があり、期限が切れる前に更新手続きを行う必要があります。更新を忘れてSSL証明書が期限切れになると、訪問者のブラウザに「この接続ではプライバシーが保護されません」といった警告が表示され、閲覧がブロックされることがあります。
SSL証明書は、Webサイトのセキュリティを確保し、訪問者の信頼を得るために不可欠な要素です。SSL証明書には、無料のものから有料のものまで、さまざまな種類があります。
自社のWebサイトの目的や規模に合わせて、最適なSSL証明書を選ぶことが重要です。
無料SSL証明書は、その名の通り無料で利用できるSSL証明書です。
代表的なものとして、「Let’s Encrypt」があります。無料SSL証明書は、費用をかけずにSSL化できるというメリットがありますが、いくつかの注意点も存在します。
有料SSL証明書は、より高度なセキュリティを提供し、手厚いサポートを受けられるというメリットがあります。企業Webサイトや、ECサイトなど、セキュリティが特に重要なWebサイトに適しています。
独自SSLとは、Webサイトのドメイン名に紐づいたSSL証明書のことです。レンタルサーバーによっては、独自SSLを無料で提供している場合もあります。
独自SSLを利用することで、WebサイトのURLが「https://www.example.com」のようになり、より信頼性の高いWebサイトとして認識されます。
SSL証明書を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
SSL証明書を選ぶ際には、上記の点を総合的に考慮し、自社のWebサイトに最適なものを選びましょう。
ホームページのSSL化は、Webサイトのセキュリティを向上させ、SEO効果を高めるために非常に重要です。
ここでは、SSL化の具体的な手順を、レンタルサーバーとWordPressの場合に分けて解説します。
レンタルサーバーでのSSL設定は、一般的に以下の手順で行います。
まず、レンタルサーバーの管理画面にログインし、SSL設定の項目を探します。
多くのレンタルサーバーでは、無料SSL証明書(Let’s Encryptなど)を簡単に導入できる機能を提供しています。
SSL設定画面で、ドメインを選択し、SSL証明書の発行を申請します。申請後、数分から数時間でSSL証明書が発行され、WebサイトがHTTPSで表示されるようになります。
設定方法の詳細は、利用しているレンタルサーバーのマニュアルを参照してください。
もし、有料のSSL証明書を利用する場合は、証明書プロバイダーからSSL証明書を取得し、サーバーにインストールする必要があります。
この場合も、レンタルサーバーの管理画面から設定を行うことができますが、サーバーへのアクセス権限が必要となる場合があります。
WordPressでSSL化を行うには、いくつかの手順が必要です。
まず、レンタルサーバーでSSL設定を完了させ、WebサイトがHTTPSで表示されることを確認します。
次に、WordPressの管理画面にログインし、「設定」>「一般」を開きます。
WordPressのURLとサイトURLを、「http」から「https」に変更します。
変更後、WordPressにログインし直す必要があります。次に、Webサイト内のURLを全て「https」に書き換える必要があります。
これには、データベース内のURLを一括で置換するプラグイン(例:Better Search Replace)を使用すると便利です。
プラグインをインストールし、設定画面で検索文字列を「http://ドメイン名」に、置換文字列を「https://ドメイン名」に設定して実行します。
最後に、.htaccessファイルを編集し、httpからhttpsへのリダイレクトを設定します。これにより、httpでアクセスしたユーザーを自動的にhttpsにリダイレクトし、SEO評価への悪影響を防ぐことができます。リダイレクトの設定方法は、以下の通りです。
.htaccess
ファイルを開き、以下のコードを追加します。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
これらの設定が完了したら、Webサイトが正しくHTTPSで表示され、鍵マークが表示されるか確認しましょう。
表示が崩れる場合は、CSSやJavaScriptファイルへのパスが正しく設定されているか確認してください。
SSL化が完了したら、以下の点を確認し、SEOへの影響や表示崩れがないか確認しましょう。
まず、Webサイト全体がHTTPSで表示されることを確認します。httpのままのページがないか、内部リンクが正しくhttpsになっているかを確認します。
次に、SSL証明書の有効期限を確認し、期限切れにならないように注意しましょう。SSL証明書には有効期限があり、期限が切れると、Webサイトへのアクセスができなくなります。
また、Google Search ConsoleでWebサイトをHTTPSで再登録し、サイトマップを送信します。これにより、GoogleにHTTPS版のWebサイトを認識させ、SEO評価への悪影響を防ぐことができます。
最後に、表示崩れがないかを確認します。
SSL化によって、CSSやJavaScriptファイルの読み込みに問題が生じ、表示が崩れることがあります。表示崩れが発生した場合は、ファイルへのパスが正しく設定されているか、または、httpで読み込まれているファイルがないか確認し、修正してください。
これらの確認事項を遵守することで、SSL化後のWebサイトを安全かつ効果的に運営することができます。
A. SSL化を行うと、WebサイトのURLが「http」から「https」に変わります。具体的には、httpで始まるURLが、httpsで始まるURLに変わります。
A. SSL化後にWebサイトの表示が崩れる場合、いくつかの原因が考えられます。
最も一般的な原因は、Webサイト内でhttpで読み込まれているリソース(画像、CSSファイル、JavaScriptファイルなど)が存在することです。
これらのリソースが、httpsで読み込まれていないために、ブラウザがセキュリティ上の問題として表示をブロックすることがあります。
この問題を解決するには、Webサイト内の全てのhttpで始まるURLを、httpsに書き換える必要があります。また、.htaccessファイルの設定も確認し、正しくリダイレクトが設定されているか確認しましょう。
それでも解決しない場合は、キャッシュのクリアや、ブラウザのキャッシュを無効にしてみることも有効です。
A. SSL化は、SEO(検索エンジン最適化)に良い影響を与えます。
Googleは、Webサイトのセキュリティを重視しており、SSL化されているWebサイトを高く評価する傾向があります。
具体的には、SSL化されたWebサイトは、検索ランキングで上位表示されやすくなる可能性があります。これは、SSL化によってWebサイトの信頼性が向上し、ユーザーエクスペリエンスが改善されるためです。
ただし、SSL化だけがSEO対策の全てではありません。コンテンツの質、Webサイトの構造、内部リンク、外部対策など、他のSEO対策と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
ホームページのSSL化は、Webサイトのセキュリティを向上させ、SEO効果を高め、訪問者の信頼を獲得するための重要な対策です。
この記事では、SSL化の必要性、具体的な設定方法、SEOへの影響について解説しました。
SSL化によって、Webサイトはより安全になり、Googleからの評価も高まります。無料・有料のSSL証明書があり、自社の状況に合わせて選択できます。設定は、レンタルサーバーやWordPressで手順が異なりますが、この記事の手順に従えば、初心者でも簡単にSSL化できます。
「SSL化されたホームページを新しく依頼したい」という方は、札幌を拠点にホームページ制作を行うARDEMまでお気軽にご相談ください。
お客様の目的や運用環境に合わせて、最適なSSL対応とサイト構成をご提案いたします。
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ARDEM広報担当
Harada Asuka
Author Profile
「誰かの『伝えたい』を、ちゃんと届く形にしたい」そんな思いから、2024年に中途入社。
これまで複数のブランディング案件に従事し、サービス認知度の向上や採用応募数の倍増など、成果に結びつくコミュニケーション設計を実践。
UX・SEO・CV導線を意識したコンテンツ制作を得意とし、見た人に伝わるだけでなく、行動につながる設計を重視。
情報の届け方ひとつでビジネスが大きく変わる面白さに惹かれ、現在は自社サービス運用・サービスブランディング・採用ブランディングを担当している。
株式会社ARDEM
Company Profile
北海道札幌市を拠点に、全国の企業を対象としたホームページ制作・Web戦略支援を行う。
SEO対策やMEO施策、集客・採用強化、ブランディング、マーケティングなど、企業ごとの課題に応じた最適な提案と構築を強みとする。
「一緒に戦う理解者であれ」という想いから、表面的な制作にとどまらず、公開後のアクセス解析や運用支援まで一貫して対応。蓄積された実績と知見をもとに、成果に直結するWeb活用を支援している。