Blog
Get
Report!
Blog
BLOG
目次
企業ホームページは「完成した瞬間がスタート地点」です。制作そのものに力を入れる企業は多い一方で、「運用」の重要性を見落としてしまうケースは少なくありません。
特に中小企業や個人事業主においては、予算や人的リソースの制約から運用が後回しになりがちですが、実はWebサイトの成果は運用次第で大きく変わります。
結論から言えば、“作るだけ”のホームページでは成果は出ません。
企業ホームページで成果を出すには、明確な目的設計と公開後の運用戦略が欠かせません。
本記事では、札幌でホームページ制作を検討している企業様に向けて、企業ホームページの本質的な役割と、成果につなげるために必要な「戦略的運用」の考え方を解説します。
制作後に成果が出ない原因や、ありがちな落とし穴、運用フェーズでの取り組み、実際の制作事例まで、実践的な視点から網羅的にご紹介しています。
ホームページを「作っただけ」で終わらせたくない企業担当者・経営者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
ホームページ制作や運用でお困りの方へ
企業ホームページの立ち上げやリニューアル、制作後の運用戦略まで、ARDEMが一貫してご支援します。
成果につながるWeb戦略を、一緒に設計しませんか?
▶ お気軽にご相談ください:札幌のホームページ制作・web制作・SEO・MEOなら北海道札幌市の株式会社ARDEM | お問い合わせ
札幌は全国平均に比べ、業種・地域密着型ビジネスが多く、Webサイトの集客力や信頼性が売上に直結しやすいエリアです。
そのため、ホームページ制作後の運用フェーズまで見据えた戦略が欠かせません。
ホームページは、設計されたターゲットに対して継続的に情報を発信し、検索エンジンから評価され、ユーザーから信頼されてこそ、初めてビジネスの成果につながります。
逆に言えば、制作だけに注力し、運用を軽視すると“名刺代わり”で終わってしまうのです。
以下のようなケースは、成果が出ないホームページに共通する特徴です。
こうした落とし穴を避けるには、「誰に、何を、どう届けるか」を明確にしたうえで、戦略的な運用設計と定期的な改善が不可欠です。
Webサイトは「資産」です。更新されずに放置されたホームページは、検索エンジンからの評価も下がり、ユーザーの信頼も得られません。
一方、ブログやお知らせの更新、SEOを意識したコンテンツの追加、Googleアナリティクスやサーチコンソールを使った分析と改善を繰り返すことで、確実に成果へとつなげることができます。
また、近年はユーザーの行動が可視化できるツールも充実しており、アクセス状況や離脱率、CV(コンバージョン)などをもとに、柔軟にホームページを改善することが可能です。
このPDCAを回せるかどうかが、“作って終わり”のホームページと、成果を生み出すホームページを分ける分岐点なのです。
たとえば、月1回のコンテンツ追加と導線改善を継続するだけでも、問い合わせ数の増加が見込めるケースは多く見られます。
ホームページ制作の本当の目的は、成果を上げることです。単にサイトを作るだけでは意味がなく、戦略的な運用があってこそ、集客や売上といったビジネス成果に繋がります。
ここでは、ホームページ制作会社の視点から、実際に効果のあった4つの運用戦略をご紹介します。
検索エンジンからの流入を増やすには、SEO(検索エンジン最適化)対策を継続的に行うことが欠かせません。
特にBtoB企業や地域密着型のビジネスでは、「札幌(地域名) ホームページ制作」といったローカルキーワード対策が重要です。
札幌エリアでは「札幌 歯医者」「結婚式場 札幌」のような、地域名入り検索が多いため、ローカルSEOを意識したキーワード設計が重要になります。
ホームページ制作会社としても、クライアントに対して「定期的なコンテンツの追加」「キーワード設計」「内部リンクの強化」などの施策を提案しています。
SEOは一度やって終わりではなく、中長期的に仕組み化して取り組むことが成果を左右します。
検索エンジンは、情報が古いまま放置されたサイトよりも、定期的に更新されているホームページを高く評価します。
また、ユーザー側にとっても「更新されている=信頼できる」という印象につながります。
更新といっても、大きな改修ばかりを指すわけではありません。ブログ、お知らせ、事例紹介など、小さな更新の積み重ねが効果を生みます。
単なる更新ではなく、「ユーザーが検索する悩みや疑問に応えるコンテンツ」を積極的に発信することが重要です。
専門的な記事やQ&A、活用事例、コラムなどを継続的に追加していくことで、検索エンジンからの評価だけでなく、企業の信頼性や専門性の訴求にもつながります。
コンテンツはホームページの資産として蓄積され、営業支援や問い合わせ獲得にも役立ちます。
成果を最大化するためには、アクセス解析による改善サイクルの構築が必須です。Googleアナリティクス4やサーチコンソールを使えば、訪問者数、流入元、離脱率、CV率など多くのデータを確認できます。
ホームページ制作後に「何が課題なのか」「どこを改善すべきか」が見えれば、対策も打ちやすくなります。
たとえば、問い合わせページの離脱率が高ければ、「フォームの項目数を減らす」「ファーストビューに問い合わせボタンを配置する」といった具体的な改善アクションを取ることができます。
ホームページ制作を依頼する際には、数多くの選択肢の中から、自社のホームページ制作の目的や要件に最適な制作会社を選ぶことが重要です。
実績、得意分野、料金体系、コミュニケーション能力、サポート体制など、多角的な視点から比較検討し、自社のニーズに最適なホームページ制作会社を選びましょう。
制作会社のスキルや経験値を確認する上で、制作会社の場合は制作実績の確認、フリーランスの場合は、ポートフォリオの確認は欠かせません。
過去にどのような業種・業界のサイトを制作してきたのか、自社のWebサイトと似た構成・目的の事例があるかを確認することで、信頼性や再現性が判断できます。
また、デザインのクオリティだけでなく、ターゲットや目的に即した構成・導線設計がされているか、SEOやUI/UXへの配慮がなされているかなど、多角的な視点でチェックすることが重要です。
制作会社によって強みとしている分野は異なります。
例えば、ブランドサイトや採用サイトのデザインに特化している会社、ECサイトの構築に長けている会社、SEO対策やコンテンツマーケティングに精通している会社などがあります。
自社のWebサイトの目的に応じて、それに適した実績やノウハウを持つ会社を選定しましょう。
特に専門性が求められる業種や商材を扱う場合は、その領域に詳しい会社を選ぶことで、制作の精度が大きく向上します。
料金体系は制作会社によって異なり、固定料金制、ページ単価制、時間単価制、成果報酬型などさまざまです。
見積もりの内訳が明確であるか、追加費用が発生する条件が事前に提示されているかも重要な判断材料です。
単に安さで判断するのではなく、費用に見合ったサービスが提供されているか、トラブル時の対応やサポートが含まれているかなど、コストパフォーマンスを総合的に評価することが大切です。
複数社から見積もりを取得して比較することで、相場感を把握しやすくなります。
プロジェクトの成否を分ける大きな要素が、制作会社の担当者とのコミュニケーションです。
レスポンスの速さや提案力、丁寧なヒアリング、課題に対する対応力などを確認しましょう。
実際の面談や打ち合わせを通して、信頼できる対応をしてくれるか、自社の考えを的確に汲み取ってくれるかを見極めることが重要です。
また、制作期間中だけでなく、納品後の運用フェーズまで含めたサポート体制の有無も、長期的な視点で判断しましょう。
Webサイトは公開して終わりではなく、運用後のメンテナンスや更新作業が発生します。
サポート体制の内容や対応スピードは、長期的な運用の安心感に直結します。
たとえば、テキストや画像の差し替え、CMSの使い方のサポート、システム不具合時の対応などがどこまで含まれているかを事前に確認しておきましょう。
制作会社によっては、月額制での保守契約を提供している場合もあるため、自社の運用リソースに応じて選択することがポイントです。
対応可能な時間帯、問い合わせ方法、緊急時の対応体制なども重要なチェック項目です。
「ホームページ制作会社の選び方」では、費用や実績、制作会社選びで失敗しないためのチェックポイントをさらに詳しくご紹介しています。
初めての外注でも安心して進められるよう、具体的な判断基準をわかりやすく解説しています。こちらの記事もぜひご覧ください。
ホームページ制作会社として、多くの企業のWeb施策をサポートしてきた中で感じるのは、「運用こそが成果の分かれ道」であるということです。
以下に、各運用施策ごとに理解を深められる記事をまとめました。
SEOは、ホームページ制作後の集客の基盤となる施策です。中長期的に成果を出すには、キーワード戦略や内部対策、コンテンツ設計まで体系的に理解することが重要です。
以下の記事では、初心者向けに、SEOの基礎から応用まで幅広く解説しています。
「更新が大切とは聞くけれど、どのように・どの頻度で行えばいいのか分からない」という方に向けた実践的な記事です。
ホームページを「育てる」ための更新の重要性や、適切な更新頻度、効率的な運用方法について詳しく解説しています。
継続的に成果を出すためのヒントが詰まった内容です。
検索ユーザーの意図に応える、価値の高い情報を届けるために不可欠なのがコンテンツSEOです。
この記事では、ブログやコラムを活用した具体的な実践方法やテーマ選びの考え方、制作ステップなどを丁寧に解説しています。
はじめて取り組む方でも、すぐに始められるノウハウが得られます。
アクセス数を確認するだけではなく、ユーザー行動を正しく読み解き、改善につなげることがホームページ運用の鍵です。
この記事では、GoogleアナリティクスやSearch Consoleなどの基本的な使い方から、具体的に見るべき指標、分析結果の活かし方までを解説しています。
「分析が苦手」「数字の読み方が分からない」という方にもおすすめです。
Web制作を外注することで、多くの企業がビジネス目標を達成し、成果を上げています。
ここでは、実際に弊社にご依頼いただいた2つの企業の制作事例を紹介し、そのポイントを解説します。
有限会社ノア動物病院Webサイト:札幌市豊平区美園の動物病院 | ノア動物病院
札幌市豊平区にあるノア動物病院様は、以前制作されたWebサイトの訴求内容が変化したことから、リニューアルを決断されました。
リニューアルでは、飼い主が安心できる「信頼感」と「親しみやすさ」を重視し、清潔感のあるデザインや親しみやすいフォント・イラストを採用。
また、初めての方でもわかりやすい情報設計を心がけ、診療内容や料金、アクセス情報を見やすく配置しました。
スマートフォン対応も強化し、飼い主が「この病院なら安心」と感じられるよう、獣医師やスタッフの写真、治療方針の明確化、診療の様子を伝える写真を掲載。
さらに、SEO対策や情報更新のしやすさを考慮し、WordPressを採用しています。
このリニューアルにより、ノア動物病院様のWebサイトは、情報提供だけに留まらない、飼い主が安心してペットを任せられる信頼の場へと進化しました。
スイーツラボ様ECサイト:札幌のキャラクターケーキ、似顔絵ケーキ、写真プリントケーキ|オーダーケーキの宅配・通販 | Sweets Labは最短1日でお届け!
札幌市でオーダーケーキを提供するスイーツラボ様は、以前のWebサイトで「似顔絵ケーキ 札幌」などのキーワードで上位表示され、前年比120%以上の売上アップを達成されていました。
しかし、4〜5年が経過したことから、サイトのリニューアルを決断されました。
新しいサイトでは、職人が一つ一つ手作業でケーキを作っていることが伝わるよう、パティシエの想いを紹介するページや、自社配送へのこだわりを紹介するセクションを設けました。
また、注文ページでは注意書きを別ページにまとめ、スクロール量を短縮することで、リピーターのお客様がより買いやすいレイアウトを実現。
さらに、注文が入るたびに伝票が印刷されるシステムを導入し、受発注から製作までのオペレーションを円滑に行えるようになりました。
このリニューアルにより、スイーツラボ様のブランドイメージはさらに強化され、顧客満足度の向上と業務効率化を同時に実現しています。
他にも多数の制作事例をご紹介しています。ご興味のある方は、ぜひ下記のページもご覧ください。
→ 制作実績一覧
ホームページは、制作して終わりではありません。「作ってからがスタート」というのが、私たちARDEMの考えです。
企業ホームページを運用していく中では、更新作業やアクセス解析、UI改善など、日々のメンテナンスや見直しが欠かせません。
ARDEMでは、納品後も安心してホームページを活用いただけるよう、運用に必要なすべてをサポートしています。
「ホームページを更新したいけれど、社内に手が回らない」「新しい情報を掲載したいけど、やり方がわからない」
そんな声にお応えして、ARDEMではテキスト修正やページ追加、画像の差し替えなどの更新作業をすべて代行しています。
さらに、単なる作業にとどまらず、GA4やサーチコンソールのデータをもとに「どのページを改善すべきか」「ユーザーの離脱を防ぐ導線設計はどうすべきか」など、戦略的な改善提案も実施。
クライアントの業種や市場変化にあわせた最適な運用方針をご提案し、ホームページから成果を出し続けられる体制を構築します。
WordPressをはじめとするCMS(コンテンツ管理システム)を使っている場合、日々の管理・保守には一定の知識が必要です。
「バージョンアップに不安がある」「セキュリティのリスクが心配」といった問題も、放置すればトラブルの原因になります。
ARDEMでは、CMSの保守・管理も含めた包括的なサポートをご提供。プラグインの更新やセキュリティチェックはもちろん、サーバーやドメインの維持管理も代行可能です。
「ホームページ制作会社にすべて任せたい」「本業に集中したい」という企業様でも、安心してWeb施策を継続できる環境を整えています。
ホームページ制作の費用は、制作内容や依頼先によって大きく異なります。一般的には、数十万円から数百万円程度が相場です。
費用の内訳としては、企画・設計費、デザイン費、コーディング費、コンテンツ作成費、サーバー・ドメイン費用などが挙げられます。
費用を抑える方法としては、テンプレートの利用やCMSの活用、自社でのコンテンツ作成などがあります。
ホームページ制作の期間は、規模や内容によって大きく異なり、2ヶ月~3ヶ月が一般的です。
シンプルなコーポレートサイトであれば1〜2ヶ月で完成することも多いですが、ECサイトや多機能なWebサービスとなると、3ヶ月~6ヶ月程度かかることもあります。
制作期間に影響を与える要素としては、デザインの複雑さ、機能の実装数、コンテンツの量などが挙げられます。
Q: ホームページ制作会社を選ぶ際のポイントは何ですか?
ホームページ制作会社を選ぶ際には、実績、得意分野、料金、コミュニケーション能力などを比較検討することが重要です。
自社のニーズに合った制作会社を選ぶためには、まず自社の目的やニーズを明確にすることが大切です。
どのようなホームページを作りたいのか、どのような機能を実装したいのか、予算はどれくらいかなどを具体的にしましょう。
複数のホームページ制作会社を比較検討し、それぞれの強みや弱みを理解した上で、自社に最適な会社を選びましょう。
ホームページ制作後の運用では、コンテンツの更新、アクセス解析、SEO対策などが重要です。定期的にコンテンツを更新し、常に最新の状態を保つことが大切です。
アクセス解析ツールを活用して、ホームページへのアクセス状況を分析し、改善に役立てましょう。SEO対策を行い、検索エンジンでの上位表示を目指しましょう。また、セキュリティ対策も重要です。
成果につながるホームページ制作の鍵は「戦略」と「運用」
企業のホームページは、単なる情報発信ツールではなく、ブランディング・集客・採用などの成果を生み出す戦略的資産です。にもかかわらず、多くの企業が「作って終わり」で止まってしまい、本来の効果を発揮できていません。
本記事では、ホームページ制作の目的整理から、成果を出すための運用・改善のポイント、そして制作事例までを解説しました。
ホームページ制作は「作って終わり」ではなく、「どう活かすか」が問われます。札幌という地域性をふまえ、Web戦略まで一貫して提案できるパートナー選びが、成果を左右します。
札幌または札幌周辺で「信頼できるホームページ制作会社」をお探しなら、ARDEMにご相談ください。
中小企業のWeb課題に向き合い、企画から運用までワンストップで支援いたします。
▶ ARDEMへのお問い合わせはこちら:札幌のホームページ制作・web制作・SEO・MEOなら北海道札幌市の株式会社ARDEM | お問い合わせ
関連記事
ARDEM広報担当
Harada Asuka
Author Profile
「誰かの『伝えたい』を、ちゃんと届く形にしたい」そんな思いから、2024年に中途入社。
これまで複数のブランディング案件に従事し、サービス認知度の向上や採用応募数の倍増など、成果に結びつくコミュニケーション設計を実践。
UX・SEO・CV導線を意識したコンテンツ制作を得意とし、見た人に伝わるだけでなく、行動につながる設計を重視。
情報の届け方ひとつでビジネスが大きく変わる面白さに惹かれ、現在は自社サービス運用・サービスブランディング・採用ブランディングを担当している。
株式会社ARDEM
Company Profile
北海道札幌市を拠点に、全国の企業を対象としたホームページ制作・Web戦略支援を行う。
SEO対策やMEO施策、集客・採用強化、ブランディング、マーケティングなど、企業ごとの課題に応じた最適な提案と構築を強みとする。
「一緒に戦う理解者であれ」という想いから、表面的な制作にとどまらず、公開後のアクセス解析や運用支援まで一貫して対応。蓄積された実績と知見をもとに、成果に直結するWeb活用を支援している。