ホームページになかなか関心を持っていただけない水産加工業界にあって、新たに着任されたご代表者様が「これからの時代は水産会社もITに明るくなければいけない」とのお考えから、地場銀行様のビジネスマッチング経由でご紹介いただいた案件です。

ふるさと納税で有名な紋別市ですが、製品は製造元の記載が義務付けられているので通販需要に結びつくはずだとお考えを持たれていました。

ただ返礼品を収めるだけではなく自社通販に繋げるために、会社の信用付けと自社通販機能を備えたコーポレートサイトをご依頼いただきました。

同社は対米輸出をはじめとして、海外輸出もおこなわれているので、海外水準の衛生管理基準が設けられている大日本水産会HACCPを取得されていたり、アメリカ食品医薬品局が認証しているFDA認証を取得されていることから安全と安心への取り組みとしてご紹介させていただいております。

また、商品販売にあたり写真素材のクオリティが重要な為、札幌で活躍するプロカメラマンを紋別へ招聘して商品写真の撮影を行いました。

公開後1年ほどでふるさと納税を利用された消費者様を中心に多くの通販受注を確立されています。

また、ふるさと納税で問題に取り上げられたトレーサビリティ。

どこで、誰によって、どのように製造されたかを明らかにし、原材料の調達から、生産、出荷までを追跡可能な状態にされてはいましたが、それをホームページで追加公開されたいとご要望いただき、2023年に追加制作をおこなっております。

消費者の皆様に対してものづくり企業として真摯に取り組まれている同社に伴走し、今後も事業拡大の一助となれるように関わってまいります。