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企業ホームページをWordPressで作成する方法|初心者にもわかりやすく解説
ホームページ制作

目次

企業ホームページをWordPressで作成する方法|初心者にもわかりやすく解説


企業がホームページを持つことは、もはや「あると便利」ではなく「持っていて当然」の時代になりました。なかでも、WordPressを活用したサイト制作は、コスト・自由度・運用性のバランスに優れ、多くの企業に選ばれています。


しかし、いざWordPressでホームページを作ろうと思っても、「何から始めるべきか」「どう進めれば失敗しないのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。


この記事では、企業ホームページをWordPressで作成するための基本的なステップをわかりやすく解説します。制作前の準備から、インストール、テーマ選び、ページ作成まで、実務で役立つ視点に絞ってお届けします。

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制作前に準備すべきこと

目的とターゲットの明確化

まず最初に必要なのは、「なぜホームページを作るのか?」という目的の明確化です。採用強化のためか、問い合わせの増加か、既存顧客への信頼感向上かなど、目的が変われば、設計やコンテンツも変わってきます。


また、あわせて重要なのがターゲット設定です。サイトを見るのが若年層か、経営者層か、地元の一般顧客かで、デザインの雰囲気や文章のトーンも調整が必要になります。
ここを曖昧にしたまま進めると、完成後に「誰に何を伝えたいのか分からないサイト」になりがちなので、最初の段階でじっくり整理しておくことが成功のカギです。

必要なページ構成の洗い出し

目的とターゲットが定まったら、それを形にするページ構成を考えます。企業サイトで基本となるのは、以下のようなページです。

  • トップページ
  • 会社概要
  • 事業紹介
  • 採用情報
  • お問い合わせ

加えて、ニュース・ブログやよくある質問、導入事例、スタッフ紹介など、企業ごとの独自性を活かせるページがあると、より伝わるサイトになります。


この段階で構成を整理しておくと、後の制作作業がスムーズになり、漏れのないサイト構築が可能になります。

使用するドメインとサーバーの選定

最後に準備しておくべきなのが、ドメインとサーバーです。
ドメインは企業の“住所”とも言える重要な要素。できるだけ会社名やサービス名に紐づいたわかりやすいものを選びましょう。


サーバーについては、WordPressに対応し、速度と安定性に優れたものを選ぶことが大切です。企業利用で人気が高いのは、エックスサーバー、さくらのレンタルサーバ、ConoHa WINGなど。SSL(https化)対応やバックアップ機能があるかもチェックポイントです。

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WordPressを使ったホームページ制作のステップ

WordPressのインストールと初期設定

レンタルサーバーの選定と独自ドメインの取得方法

企業ホームページをWordPressで構築するには、まず「レンタルサーバー」と「独自ドメイン」が必要です。
レンタルサーバーは、WordPressに最適化されたプランがある業者(例:エックスサーバー、ConoHa WING、ロリポップ)を選ぶと、インストールや運用がスムーズになります。


独自ドメインは、会社名やサービス名に関連するものを選びましょう。


例:yourcompany.jp や service-name.com など。
ドメインはサーバーと同じサービスで取得できることも多く、管理も一元化されて便利です。

自動インストーラーと手動インストールの違い

レンタルサーバーの多くには「WordPress簡単インストール」機能があります。
これは必要なファイル配置やデータベース設定を自動で行ってくれるもので、初心者でも数分で導入できます。


一方、手動インストールでは、WordPress公式サイトからファイルをダウンロードし、FTPソフトを使ってサーバーにアップロード。さらにMySQLデータベースを作成・設定する必要があり、やや難易度が上がります。


基本的には自動インストールを選べば問題ありませんが、細かいカスタマイズを想定している場合は手動インストールも選択肢になります。

初期設定で必ず行うべき5つの項目

インストール後、以下の初期設定は必須です。

  • SSL化の確認(常時HTTPS化)

セキュリティ強化とSEO対策のため、SSL対応は必須です。サーバー側で無料SSLを設定し、WordPress側でもURLが https:// になっているか確認しましょう。

  • パーマリンクの設定

URL構造を「投稿名」や「カスタム構造」に変更し、SEOに強く、ユーザーにとっても分かりやすい形に整えます。

  • 管理者ユーザー名と権限の見直し

初期状態では「admin」など推測されやすいユーザー名が設定されていることがあります。セキュリティ上の理由から、固有の名前に変更するか、管理者とは別に編集用のユーザーを追加しておくのがおすすめです。

  • サイトタイトル・キャッチフレーズの設定

検索結果に表示される重要な情報です。会社名や事業内容を簡潔に記載し、SEO対策の一環として調整しておきましょう。

  • タイムゾーン・日本語設定

意外と忘れがちな設定ですが、投稿の公開時間やカレンダー表示に影響します。日本の企業サイトであれば「東京(Asia/Tokyo)」に設定します。

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企業ホームページに不要な初期投稿・デモデータの削除

WordPressの初期状態には「Hello world!」というサンプル投稿や、デフォルトの固定ページ、コメントなどが含まれています。
企業サイトではこれらは使わないため、インストール後すぐに削除しておきましょう。あわせて、「未使用のプラグイン」「テーマ」も整理しておくと、動作の安定やセキュリティにもつながります。

企業サイトに最適なテーマの選び方

有料と無料テーマの違い、導入の判断基準

WordPressには数多くのテーマ(デザインテンプレート)が存在しますが、大きく「無料テーマ」と「有料テーマ」に分けられます。


無料テーマは手軽に始められ、公式ディレクトリからインストールできるものが多く、コストを抑えたい場合に適しています。ただし、カスタマイズ性やサポート体制、SEO対策などで制限があることもあります。


一方、有料テーマは企業向けに設計されているものが多く、デザインの完成度や表示速度、レスポンシブ対応、豊富な機能などの点で優れています。また、公式サポートやマニュアルが付属しているケースが多いため、制作会社に依頼する際もスムーズです。


企業ホームページでは、信頼性やブランディングを重視する必要があるため、基本的には有料テーマの導入を推奨します。

コーポレート向けに定評のあるテーマ例

以下は、企業サイトで実際に多く使われている実績のあるWordPressテーマです。

  • Lightning(ライトニング)

日本企業向けに開発された無料ベースのテーマ。ビジネス用途に必要な機能が網羅されており、プラグイン連携も強い。プロ版(有料)もあり、さらにカスタマイズ性が高まります。

  • SWELL(スウェル)

シンプルでモダンなデザインと、高速表示を両立した人気の有料テーマ。デザインの自由度が高く、コンテンツマーケティングやブログ併設にも適しています。

  • THETHOR(ザ・トール)

集客・SEOに特化した機能が豊富なテーマ。豊富なデザインプリセットやCTA設計など、マーケティング重視のサイトにおすすめです。


これらはいずれも、国内で実績のあるテーマで、法人サイト制作にも安心して使える選択肢です。

モバイル対応・表示速度・カスタマイズ性などでチェックすべきポイント

テーマ選定時には、以下の技術的な観点を必ず確認しましょう。

  • モバイル対応(レスポンシブ対応):スマートフォンやタブレットでもストレスなく閲覧できるか。
  • 表示速度:サイトの表示が重いと離脱率が上がります。PageSpeed Insightsなどでスコア確認が可能です。
  • カスタマイズ性:ヘッダー・フッター・メニューなどのデザイン調整が柔軟にできるか。
  • 継続的なアップデートの有無:セキュリティやWordPress本体の更新に対応できるテーマかどうか。

これらの要素を満たしたテーマを選ぶことで、後々の手戻りやリニューアルのコストを抑えることができます。

テーマ選定後にすべきデザイン設定の初期調整

テーマを導入したら、すぐに以下の項目を調整していきましょう。

  • ロゴのアップロード:自社のブランドアイデンティティを表す重要な要素です。
  • 配色の統一:コーポレートカラーに合わせたカラースキームに調整し、サイト全体に統一感を出します。
  • フォントの選定:読みやすさとブランドイメージを意識して、日本語対応のフォントを選びます。
  • トップページのレイアウト構成:ファーストビュー、会社概要、サービス紹介など、伝えるべき情報の順序を明確に整理します。

これらの初期設定を丁寧に行うことで、サイト全体の印象が洗練され、訪問者に信頼感を与える企業サイトに仕上がります。

プラグインの導入とセキュリティ対策

最低限必要なプラグインと導入順序

WordPressを企業サイトとして運用する際には、利便性と機能性を高めるためのプラグイン導入が欠かせません。以下は、多くの企業サイトで導入されている基本的なプラグインと、推奨される導入順です。

  • SEO対策用

例:All in One SEO、Yoast SEO など
検索エンジンに強い構造を作るために欠かせないプラグインです。構造化データの出力、タイトル・ディスクリプションの設定などが可能になります。

  • フォーム作成

例:Contact Form 7、WPForms など
お問い合わせフォームは企業サイトの要。ユーザーからのコンタクトをスムーズに受け取るために必須です。

  • キャッシュ管理

例:WP Fastest Cache、LiteSpeed Cache など
サイトの表示速度を改善し、ユーザー体験やSEO評価に貢献します。


導入順としては、「SEO→フォーム→キャッシュ」の順で設定すると、全体の整合性を保ちやすくなります。

セキュリティ強化に欠かせないプラグイン

企業サイトでは、セキュリティ対策の強化が特に重要です。以下のようなセキュリティ系プラグインの導入を検討しましょう。

  • Wordfence Security

ファイアウォール機能とマルウェアスキャンを備えた強力なセキュリティプラグイン。管理画面への不正アクセスや脆弱性攻撃を防ぎます。

  • All-in-One WP Security & Firewall

ログイン試行制限、IPブロック、ユーザー権限の管理など、多機能で直感的に操作しやすいプラグインです。

これらのプラグインにより、外部からの攻撃リスクを大幅に低減できます。

プラグインの入れすぎによるリスクと、検証・メンテナンスの重要性

便利だからといってプラグインを過剰に導入すると、以下のような問題を引き起こすことがあります。

  • 表示速度の低下
  • プラグイン同士の競合や不具合
  • セキュリティホールの発生
  • WordPress本体やPHPバージョンとの非互換

導入時には、「本当に必要な機能か」「信頼できる提供元か」を事前に調査・検証し、不要なものは削除しましょう。また、定期的なアップデートとバックアップ運用も必須です。

管理画面のアクセス制限やバックアップ運用の基本設定

企業サイトでは、万が一の事態に備えて以下の設定を初期段階から整備しておくべきです。

  • ログインURLの変更

標準の「/wp-admin」から別URLに変更することで、ブルートフォース攻撃を回避できます。

  • 二段階認証の導入

Google Authenticator などを使って、不正アクセスを防止。

  • バックアッププラグインの導入

例:UpdraftPlus、BackWPup など
自動バックアップ機能を設定し、復元ポイントを常に確保しておくことで、万一の障害時にも迅速な復旧が可能になります。

トップページ・会社概要・採用情報などの基本ページ作成

企業のホームページにおいては、信頼感を醸成し、訪問者に行動を促すための「基本ページ」の作り込みが極めて重要です。ここでは、各ページの構成と内容のポイントを解説します。

トップページ構成の基本と、企業ブランディングにおける訴求要素の配置

トップページは、訪問者が最初に目にする場所であり、第一印象を決定づけるページです。企業のイメージや価値観を明確に伝え、次のページへと自然に導く導線設計が求められます。

構成要素の例

  • メインビジュアル(ファーストビュー):ブランドイメージやサービスの特徴をビジュアルとコピーで伝える
  • 事業紹介・サービス一覧:リンク付きで簡潔に案内
  • 企業の強み・差別化ポイント:アイコンや図解を用いて視覚的に整理
  • 最新情報やお知らせ:CMSで更新できる設計に
  • 採用・お問い合わせへの導線:目立つボタンやバナー配置でアクションを促す

ブランディングにおいては、写真・色・書体の統一感を意識し、「何の会社か」「どんな価値を提供するのか」が数秒で伝わる構成が理想です。

会社概要ページに載せるべき情報と見やすく伝えるデザイン

会社概要ページは、企業の信頼性や事業の実態を伝えるページです。閲覧者の多くは、取引先や求職者といった利害関係者であるため、正確かつ簡潔な情報提供が求められます。

基本的な掲載内容

  • 会社名・所在地・連絡先
  • 設立年月日・資本金・代表者名
  • 事業内容
  • 関連会社・事業所情報(ある場合)
  • 組織図や沿革(任意)

見せ方の工夫

  • テーブル形式や箇条書きを用いて読みやすく
  • 企業の写真やオフィス風景を交えて「人の気配」を感じさせる

信頼性が問われるページだからこそ、最新情報の更新・正確性の保持が重要です。

採用情報ページの設計:募集職種、エントリーフォーム、職場紹介の掲載方法

採用ページは、応募者が企業に対する期待と不安を抱きながら訪れるページです。「安心」「共感」「働くイメージ」の3つを訴求する構成が効果的です。


必須構成

  • 募集職種の一覧と詳細情報(業務内容、待遇、勤務地など)
  • 応募方法・エントリーフォーム(外部サービス連携でも可)
  • 社員インタビューや1日の仕事の流れ
  • 職場風景やオフィス紹介、福利厚生情報

設計のポイント

  • 難しい言葉や専門用語は避け、求職者目線で記載
  • スマホでも読みやすい設計
  • 会社の雰囲気を伝える「写真・動画」の活用

魅力が伝われば、応募率だけでなく「ミスマッチ防止」にもつながります。

お問い合わせページ作成とフォーム導線のベストプラクティス

お問い合わせページは、ビジネスチャンスの入り口です。迷わせず、安心して送信できるような設計が必須です。


構成要素

  • 問い合わせ内容の入力フォーム(必須項目の明確化)
  • プライバシーポリシーの表示と同意チェックボックス
  • 電話番号やメールアドレスの併記(補助的な導線)

ベストプラクティス

  • 入力項目は必要最低限に絞る(離脱防止)
  • 入力補助機能(郵便番号→住所自動入力など)で利便性向上
  • 送信完了後は、感謝と今後の対応を伝えるメッセージ表示

また、トップページやフッター、各ページにお問い合わせリンクを設置しておくと、回遊中のどのタイミングでもユーザーがコンタクトを取れる状態になります。

WordPressでの運用管理のコツ

WordPressで企業ホームページを立ち上げた後は、継続的な運用と改善が成果に直結します。放置せず、常に「更新・保守・分析」を意識することで、集客力や信頼性の維持につながります。

更新しやすい構造にする

社内担当者が日常的に更新することを前提とした「設計段階での工夫」が重要です。ページ構成やテンプレート、固定ページと投稿の使い分けなどを意識すると、専門知識がなくてもコンテンツの追加・修正が容易になります。


具体的な工夫

  • カスタム投稿タイプやカスタムフィールドで、更新箇所を明確に分離
  • ブロックエディタ(Gutenberg)を活用した、視覚的な編集環境
  • 投稿カテゴリ・タグの整理による、記事更新のしやすさと内部リンク強化

こうした更新性を高めることで、Web制作会社に依頼しなくても日常的な情報発信が可能となり、費用削減にもつながります。

定期的なバックアップと保守対応

WordPressは柔軟な反面、プラグインやテーマの更新・サーバー側の問題などで不具合が起きる可能性があります。トラブル発生時に備えて、バックアップ体制とメンテナンスルールを確立しておくことが肝心です。


ポイント

  • 自動バックアップツールの導入(例:BackWPup、UpdraftPlusなど)
  • WordPress本体・テーマ・プラグインの定期更新(更新前のバックアップを忘れずに)
  • PHPバージョンやSSL証明書の期限確認など、サーバー側の保守も並行して行う

トラブル時の復元対応が迅速に行える体制があるだけで、安心感は大きく変わります。

Googleアナリティクス・サーチコンソールの連携

ホームページを公開して終わりではなく、「どれくらい見られているか」「どこから訪問されたか」を可視化し、改善に活かす分析ツールの導入が必要です。代表的な無料ツールが、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールです。


それぞれの役割

  • Googleアナリティクス:ユーザー数、滞在時間、ページビュー、離脱率など、訪問者の行動分析が可能
  • Googleサーチコンソール:検索キーワード、掲載順位、インデックス状況、エラー検出などSEO対策に直結する情報が得られる

初期設定だけでなく、目標(コンバージョン)設定や、週次・月次でのデータチェックを習慣化することで、数値に基づいた戦略的な運用が実現します。

よくある失敗とその回避法

WordPressでの企業ホームページ制作は自由度が高く、誰でも始めやすい一方で、制作後に思ったような効果が出ない、更新が続かないといった“よくある失敗”も少なくありません。

ここでは、特に多い2つの失敗例とその対策を紹介します。

デザイン重視で情報設計を疎かにする

よくある失敗のひとつが、「見た目がカッコいいサイトを作ること」が目的化してしまい、ユーザーが必要とする情報が見つけにくい構成になってしまうケースです。

企業として伝えるべき内容が整理されておらず、訪問者がすぐに離脱してしまうことも。


このようなサイトの特徴

  • トップページにビジュアルはあるが、サービスの内容や実績への導線がない
  • メニューが複雑で、どこに何があるか直感的に分からない
  • 求人情報やアクセスなど、よく見られる情報への導線が弱い

対策としては、

  • 制作前に「誰に」「何を」「どう伝えるか」を整理する情報設計を行う
  • ユーザー目線で必要なページ(会社概要、事業内容、実績、採用など)を洗い出す
  • ファーストビューで目的別の導線(採用・問い合わせ・サービス紹介など)を設ける

とにかく「誰のためのサイトか?」を起点に設計することが、成果につながるホームページの第一歩です。

更新できない・運用が続かない原因とは?

サイト公開直後は頻繁に更新していても、数ヶ月経つとお知らせが止まり、情報が古いまま放置されてしまうケースは少なくありません。更新が止まると、信頼性の低下だけでなく、SEO面でも不利になります。


運用が続かない主な原因

  • 担当者が忙しくて更新できない
  • 更新の仕組みが分かりづらい、技術的に難しい
  • どのような情報を出せばよいか分からない

この失敗を防ぐには

  • 内部更新を前提に「操作しやすい構造」にしておく(カスタムフィールドや投稿タイプの整備)
  • お知らせやブログなど、更新頻度の高い情報の導線をトップページから明確に
  • 定期的に発信できるネタ(事例紹介、採用情報、社内イベント、業界ニュースなど)をリスト化しておく

また、「更新しやすさ」そのものを目的にして構築することも重要です。誰が見ても分かりやすい管理画面、作業マニュアルの整備なども長期運用を支えるポイントになります。

自社で作るべきか、制作会社に依頼すべきか

WordPressは比較的扱いやすいCMSであることから、「自分たちで企業サイトを作ろう」と考える方も少なくありません。ただし、企業の顔とも言えるホームページを誰がどのように作るかは、成果に直結する重要な選択です

ここでは、自社制作と外部委託、それぞれのメリット・デメリットを整理し、どちらが自社に適しているかの判断材料を提供します。

自社制作のメリット・デメリット

メリット

  • コストを抑えられる

制作会社への外注費用が発生しないため、初期費用を抑えやすい。

  • スピード感をもって対応できる

社内で制作を完結できれば、修正や更新を即時反映しやすい。

  • 内部知識の蓄積につながる

WordPressやWebに関するノウハウが社内に残る。

デメリット

  • 時間と労力がかかる

HTML・CSS・SEO・UI設計など、習得すべきスキルが多く、他の業務に影響する可能性がある。

  • 品質に限界がある

デザインや導線、セキュリティ対策において、プロと比べるとクオリティが落ちるリスクがある。

  • 成果につながらないことも

“見た目だけ整えた”サイトになりがちで、問い合わせや採用につながらないケースも多い。


判断基準
自社にWeb制作スキルを持つ人材がいるか、継続的な更新を社内で対応できるかが、自社制作を選ぶかどうかの分かれ目になります。

制作会社に依頼する場合の費用と注意点

費用の目安

  • テンプレートを活用した簡易サイト:10万〜30万円
  • カスタムデザイン・SEO設計込み:50万〜150万円
  • 中〜大規模サイト(10ページ以上):200万円以上もあり

※上記はあくまで一般的な相場であり、目的・規模・仕様により大きく変動します。


依頼する際の注意点

  • 目的を明確に伝えること

「お問い合わせを増やしたい」「採用強化をしたい」など、目的が曖昧だと的外れなサイトになりがちです。

  • 実績や対応範囲を確認すること

SEO、スマホ対応、WordPress保守など、どこまでが範囲に含まれているかを事前に確認しましょう。

  • 運用後のサポート体制の有無

公開後の更新支援やセキュリティ対応を依頼できるかどうかは、長期運用において重要です。

制作会社を選ぶ際は、単なる“作業代行”ではなく、目的に合わせた設計と提案ができるパートナーかどうかを重視するべきです。

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まとめ

WordPressは、企業ホームページを構築する上で非常に優れたCMSです。手軽に始められる一方で、正しいステップと設計に基づかなければ、成果の出ない“ただの情報掲載サイト”に終わってしまうリスクもあります。


本記事では、WordPressの初期設定からテーマ選定、プラグインによる機能追加、基本ページの構築まで、企業サイト制作の流れを具体的に解説しました。また、自社制作と外注の違いや判断ポイントについても触れました。


ホームページは「企業の顔」であり、「集客・採用・信頼性の向上」といった目的に対して、適切に機能する設計が必要です。目的に合わせた設計と運用体制を整え、単なる名刺代わりではない、“成果を生むWebサイト”を構築していきましょう。

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ARDEM広報担当

ARDEM広報担当
Harada Asuka

Author Profile

「誰かの『伝えたい』を、ちゃんと届く形にしたい」そんな思いから、2024年に中途入社。
これまで複数のブランディング案件に従事し、サービス認知度の向上や採用応募数の倍増など、成果に結びつくコミュニケーション設計を実践。
UX・SEO・CV導線を意識したコンテンツ制作を得意とし、見た人に伝わるだけでなく、行動につながる設計を重視。
情報の届け方ひとつでビジネスが大きく変わる面白さに惹かれ、現在は自社サービス運用・サービスブランディング・採用ブランディングを担当している。

ARDEM広報担当

株式会社ARDEM

Company Profile

北海道札幌市を拠点に、全国の企業を対象としたホームページ制作・Web戦略支援を行う。
SEO対策やMEO施策、集客・採用強化、ブランディング、マーケティングなど、企業ごとの課題に応じた最適な提案と構築を強みとする。
「一緒に戦う理解者であれ」という想いから、表面的な制作にとどまらず、公開後のアクセス解析や運用支援まで一貫して対応。蓄積された実績と知見をもとに、成果に直結するWeb活用を支援している。

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