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目次
Webサイトを訪れたユーザーが、最初に目にする「メインビジュアル」。
この記事では、メインビジュアルの定義から、デザインのコツ、Webサイトデザインの最新トレンドまで解説します。
この記事を読めば、あなたのWebサイトの第一印象は劇的に変わるでしょう!
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メインビジュアルとは、Webサイトを訪れたユーザーが最初に目にする画像や動画、デザイン要素全体のことを指します。
ファーストビューとも呼ばれ、Webサイトの目的や伝えたいメッセージを視覚的に表現する重要な役割を担っています。ユーザーの興味を引きつけ、Webサイトへの滞在時間を延ばす効果も期待できます。
効果的なメインビジュアルをデザインするためには、まずWebサイトのターゲットユーザーを明確にすることが重要です。
ターゲットユーザーの年齢、性別、興味関心などを考慮し、彼らの心に響くようなデザインを検討しましょう。
たとえば、20代女性向けのコスメサイトであれば、透明感のある写真とやさしい色合いが効果的です。一方、建設業のBtoBサイトでは、信頼感を与える落ち着いた配色や施工実績の画像が有効です。
ターゲットを意識したデザインにすることで、より多くのユーザーの目を引き、Webサイトへのエンゲージメントを高めることができます。
メインビジュアルは、企業のブランドイメージを伝える重要な要素です。企業のロゴ、コーポレートカラー、フォントなどを活用し、ブランドの世界観を表現しましょう。
ブランドイメージと一貫性のあるデザインは、ユーザーに安心感を与え、企業の信頼性を高めます。
例えば、高級感のあるブランドであれば、洗練されたデザインや高品質な画像を使用し、親しみやすいブランドであれば、親しみやすいイラストや温かみのある色使いを検討すると良いでしょう。
ブランドイメージに沿ったデザインは、長期的なブランド価値の向上にもつながります。
魅力的なメインビジュアルをつくるためには、単に「おしゃれなデザイン」を目指すのではなく、見る人の行動や感情を意識した設計が欠かせません。
ここでは、初心者でも取り入れやすく、成果につながる4つの視点から、メインビジュアルに活かせるデザイン思考を解説します。
メインビジュアルは、限られた空間で伝えたい情報をひと目で届ける必要があります。
まず、誰に・何を最も伝えたいのかを明確にし、キャッチコピー、ボタン、イメージ写真などの要素に強弱をつけましょう。ユーザーは、強調されたものから順に視線を動かすため、情報の配置に戦略性が求められます。
デザインで大切なのは、見る人の心を動かすことです。ターゲットの年齢や性別、価値観に合った色や写真を使い、共感やあこがれを感じてもらえる表現を心がけましょう。
たとえば、自然素材を使った家づくりを紹介する場合は、あたたかい光が差し込むリビングの写真を使うことで、その暮らしに憧れを抱かせることができます。
人の視線は左上から右下へと自然に動いていく傾向があります。この視線の動きを意識して、情報を順番に配置すると伝わりやすくなります。
人物の目線や斜めのライン、矢印などを使って目の動きを誘導すれば、見せたい順に情報を届けることができ、全体に動きのある印象も演出できます。
近年は、訪問者の多くがスマートフォンからアクセスします。 そのため、メインビジュアルもスマートフォンで見た時にも見やすいよう設計することが重要です。
画像の比率やテキストの大きさ、ボタンのタップしやすさなどを意識し、PC・スマホどちらでも違和感なく表示されるように調整しましょう。
Webサイトは、今やPCだけでなく、スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスから閲覧されるのが当たり前になりました。
ユーザーの閲覧環境に応じて、表示のされ方や操作方法は大きく異なるため、どのデバイスでも快適に閲覧・操作できるデザイン設計が求められます。
画面の大きさ、操作方法、ユーザーの利用シーンなど、それぞれのデバイスに合わせて工夫することで、ユーザー体験の質は大きく向上します。
ここでは、PC、スマートフォン、タブレットの3つの主要デバイスごとに、デザインのポイントや注意点をわかりやすく解説していきます。
PCでWebサイトを閲覧するユーザーは、広い画面サイズで情報を目にします。そのため、PC表示のデザインでは、情報の整理と視覚的なインパクトの両立が重要になります。
具体的には、以下のようなポイントが挙げられます。
情報を整理し、見やすく配置することが重要です。ヘッダー、メインビジュアル、コンテンツ、サイドバー、フッターなど、各要素の配置を工夫し、ユーザーが情報をスムーズに理解できるようにしましょう。
グリッドレイアウトなどを活用すると、整然とした印象を与えることができます。
PCでは、高画質の画像や動画を表示できますが、ファイルサイズが大きくなると表示速度が低下する可能性があります。
画像や動画のファイルサイズを最適化し、表示速度を維持しながら、美しいビジュアルを表現しましょう。
レスポンシブイメージや、動画の圧縮などの技術を活用できます。
マウスオーバーやクリックなどのインタラクションを取り入れることで、ユーザーのエンゲージメントを高めることができます。
例えば、商品画像にマウスオーバーした際に詳細情報を表示したり、CTAボタンにアニメーションを加えたりすることで、ユーザーの行動を促すことができます。
スマートフォンでのWebサイト閲覧は、PCとは異なる特性があります。
画面サイズが小さく、タッチ操作が基本となるため、スマートフォン表示のデザインでは、使いやすさと視認性の向上が重要になります。
以下のポイントに注意して、スマートフォン表示のデザインを制作しましょう。
スマートフォン、タブレット、PCなど、様々なデバイスの画面サイズに合わせて、Webサイトのデザインを自動的に調整するレスポンシブデザインを採用しましょう。
これにより、どのデバイスからアクセスしても、最適な表示でWebサイトを閲覧できます。
スマートフォンでは、画面が小さいため、ナビゲーションが見づらくなることがあります。
ナビゲーションは、ハンバーガーメニューや、画面下部に固定するフッターナビゲーションなど、スマートフォンに適したデザインを採用しましょう。
ユーザーが迷わず目的のページにアクセスできるように、分かりやすいナビゲーションを心がけましょう。
スマートフォンでは、指でタップして操作するため、テキストやボタンのサイズを適切に設定することが重要です。
小さすぎるテキストやボタンは、誤タップの原因となり、ユーザーエクスペリエンスを損ないます。テキストは読みやすく、ボタンはタップしやすいサイズに設定しましょう。
タブレットは、スマートフォンとPCの中間の画面サイズを持ち、タッチ操作とマウス操作の両方に対応しています。
タブレット表示のデザインでは、PCとスマートフォンの両方の特性を考慮し、最適なデザインを提供することが重要になります。
以下のポイントを参考に、タブレット表示のデザインを構築しましょう。
タブレットの画面サイズに合わせて、レイアウトを調整しましょう。PCのように多くの情報を表示することも、スマートフォンように情報を絞り込むことも可能です。
タブレットの特性を活かし、ユーザーにとって見やすく、使いやすいレイアウトを検討しましょう。
タッチ操作とマウス操作の両方に対応できるよう、操作性を考慮したデザインにしましょう。
ボタンのサイズを大きくしたり、タップしやすい位置に配置したりするなど、ユーザーが快適に操作できるような工夫が必要です。
タブレットでは、PCよりも画面が小さいため、コンテンツの表示方法を工夫する必要があります。
例えば、画像を大きく表示したり、動画を埋め込んだりすることで、視覚的な魅力を高めることができます。
また、テキストの量や、情報量を調整し、タブレットでの閲覧に適したコンテンツ表示を心がけましょう。
コンバージョン率を高めるには、CTA(Call To Action)を効果的に配置することが重要です。CTAとは、ユーザーに「資料請求」「お問い合わせ」「購入する」などの行動を促すボタンやリンクのことです。
CTAを目立たせるには、デザイン、色、配置、コピーライティングを工夫しましょう。また、CTAは、Webサイトの目的に合わせ、ファーストビューや詳細ページ、価格表示後など、ユーザーの目に付きやすい場所に配置することでクリック率を高められます。
CTAボタンの色はブランドカラーや注意を引く色を使用し、コントラストを強くしましょう。
コピーライティングでは、「今すぐ資料をダウンロード」や「詳細はこちら」など、分かりやすい言葉で行動を明確に伝ると効果的です。
CTAの最適化については、こちらの記事で詳細に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
行動喚起を促すデザインも、コンバージョン率を高める上で重要です。ユーザーの心理に訴えかけ、行動を促すようなデザインを心がけましょう。具体的には、以下のような要素を取り入れることが効果的です。
数量限定や期間限定の商品であることを示すことで、ユーザーの購買意欲を高めることができます。
「残りわずか」「今だけ」などのコピーを使用したり、カウントダウンタイマーを表示したりするのも効果的です。
専門家や著名人の推薦コメントを表示したり、実績や受賞歴をアピールしたりすることで、ユーザーの信頼感を高め、行動を促すことができます。
お客様の声や、導入事例を紹介するのも効果的です。
ユーザーの感情に訴えかけるデザインも、行動を促す上で効果的です。
喜びや興奮、安心感などを感じさせるような画像や動画を使用したり、共感を呼ぶようなコピーライティングをしたりすることで、ユーザーの心を動かすことができます。
コンバージョン率を高めるためには、情報設計も非常に重要です。ユーザーが求める情報を分かりやすく、スムーズに伝えられるように、Webサイト全体の構成や、各ページのコンテンツを設計しましょう。
具体的には、以下のようなポイントに注意しましょう。
Webサイトの目的を明確にし、それに合わせた情報設計を行いましょう。
例えば、商品の販売が目的であれば、商品の魅力を最大限に伝え、購入意欲を高めるような情報を優先的に表示します。資料請求が目的であれば、資料の内容や、請求することのメリットを分かりやすく説明しましょう。
情報の階層構造を意識し、ユーザーが目的の情報にたどり着きやすいように、Webサイトを構成しましょう。トップページから、各ページへの導線を分かりやすくし、内部リンクを適切に配置しましょう。
パンくずリストや、サイトマップも活用し、ユーザーが迷わないように工夫しましょう。
専門用語を避け、誰でも理解できるような分かりやすい言葉で説明しましょう。図解やイラスト、動画などを活用し、視覚的に分かりやすい情報提供を心がけましょう。
箇条書きや、見出しを活用し、情報の整理を行い、読みやすさを向上させましょう。
ユーザーが次に何をすれば良いのかを明確に示し、行動を促すような情報設計を行いましょう。
CTAボタンを適切に配置し、クリックを促すコピーライティングを心がけましょう。また、申し込みフォームや、問い合わせフォームへの導線を分かりやすくし、ユーザーがスムーズに行動できるように工夫しましょう。
メインビジュアルを制作する上で、いくつかの注意点があります。これらのポイントを押さえることで、より効果的で、Webサイトの目的に合致したメインビジュアルを制作できるでしょう。
メインビジュアルに使用する画像は、Webサイトの印象を大きく左右します。以下の点に注意して画像を選びましょう。
高画質の画像を選び、細部まで鮮明に表示されるようにしましょう。粗い画像は、Webサイト全体の質を下げてしまう可能性があります。
著作権フリーの画像素材を利用するか、自身で撮影した画像を使用しましょう。無断で他者の画像を使用することは、著作権侵害にあたる可能性があります。
Webサイトに適したファイル形式(JPEG、PNG、WebPなど)を選択し、ファイルサイズを最適化しましょう。ファイルサイズが大きいと、表示速度が遅くなる原因となります。
デバイスごとに最適な画像サイズを設定しましょう。レスポンシブデザインに対応し、PC、スマートフォン、タブレットで適切に表示されるようにすることが重要です。
Webサイトのテーマやコンテンツ内容と関連性の高い画像を選びましょう。画像が内容と一致していないと、ユーザーに違和感を与えてしまいます。
メインビジュアルにテキストを配置する場合は、以下の点に注意しましょう。
テキストは、背景画像とのコントラストを考慮し、読みやすい色とフォントを選択しましょう。文字サイズも適切に調整し、視認性を高めることが重要です。
メインビジュアルに表示するテキストは、必要最小限に抑えましょう。重要なキーワードやキャッチコピーに絞り、簡潔に情報を伝えることがポイントです。
テキストは、画像の邪魔にならない場所に配置しましょう。画像の重要な部分を隠さないように、テキストの配置を工夫しましょう。
テキストのデザインにもこだわり、Webサイト全体のデザインと調和するようにしましょう。フォントの種類や色、装飾などを工夫し、魅力的なテキスト表示を目指しましょう。
画像や動画を使用する際には、著作権に十分注意する必要があります。以下の点を確認しましょう。
画像や動画の利用許諾を確認し、Webサイトでの使用が許可されているかを確認しましょう。商用利用が可能な素材を選ぶことが重要です。
クレジット表記が必要な場合は、必ず表示しましょう。著作権者の情報を明記し、権利を尊重する姿勢を示しましょう。
画像や動画の加工が許可されている範囲を確認し、著作権を侵害しないように注意しましょう。加工の可否や、加工の範囲については、利用規約などを確認しましょう。
クリエイティブ・コモンズなどのライセンス表示がある場合は、その内容に従って利用しましょう。ライセンスの種類によって、利用条件が異なります。
これらの注意点を守り、Webサイトの目的に合った、効果的なメインビジュアルを制作しましょう。
Webデザインの世界は日々進化しており、ユーザーの興味や行動もそれに合わせて変化しています。そのため、常に最新のデザイントレンドを把握し、自身のサイトに適切に取り入れることが重要です。
トレンドを押さえることで、見た目の鮮度だけでなく、ユーザー体験の向上やブランド価値の強化にもつながります。
ここでは、最新のWebデザインのトレドを見ていきましょう。
近年、多くのWebサイトでメインビジュアルに動画が使われるようになっています。
動画は静止画よりも多くの情報を短時間で伝えることができ、商品の魅力やブランドの世界観を視覚的に訴求できます。特にファッション、飲食、建築、旅行など、雰囲気や体験を重視する業界では非常に効果的です。
さらに、ユーザーの操作によって要素が動いたり変化したりするインタラクティブなデザインも注目を集めています。
マウスホバーで画像が切り替わったり、スクロールに応じてアニメーションが展開されたりすることで、サイトとの一体感が生まれ、エンゲージメントが高まります。
過度な装飾を排し、必要な情報だけを整理して配置するミニマルデザインは、洗練された印象を与え、可読性や導線の明確化にもつながります。
特にスマートフォンユーザーの多い現代において、ミニマルでスッキリとしたUIは非常に有効です。
また、近年は大胆なタイポグラフィも注目されています。ビジュアルの主役として大きく配置された文字や、フォント自体の個性を活かしたデザインは、ユーザーの視線を集め、インパクトのある第一印象を残すことができます。
近年、モバイルアプリやOSの進化に伴い、ダークモードに対応したWebデザインのニーズも高まっています。 白背景ではなく黒や濃いグレーを基調とした配色にすることで、目の疲労を軽減できるだけでなく、洗練された印象を与えることが可能です。
とくに夜間の閲覧や、IT系・ファッション系などの先進的な印象を演出したい業界においては、ユーザビリティとデザイン性を両立できる手法として注目されています。
Webサイトのメインビジュアルについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
メインビジュアルは、Webサイトの第一印象を決定づける非常に重要な要素です。定義や役割を理解し、効果的なデザインを施すことで、ユーザーの興味を引きつけ、Webサイトの目標達成に大きく貢献します。
この記事で紹介したデザインのポイントや最新トレンドを参考に、あなたのWebサイトを魅力的に変えていきましょう。
また、デバイスごとの最適化や、コンバージョン率を高めるための工夫も忘れずに行ってください。
今回の情報を活かして、Webサイトのメインビジュアルを改善し、更なる成果を上げてください。
札幌を拠点とするARDEMでは、お客様の目的に合わせたWebデザイン・Webサイト制作を丁寧にご提案します。
制作のご依頼はもちろん、見積もりやご相談だけでもお気軽にどうぞ。
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ARDEM広報担当
Harada Asuka
Author Profile
「誰かの『伝えたい』を、ちゃんと届く形にしたい」そんな思いから、2024年に中途入社。
これまで複数のブランディング案件に従事し、サービス認知度の向上や採用応募数の倍増など、成果に結びつくコミュニケーション設計を実践。
UX・SEO・CV導線を意識したコンテンツ制作を得意とし、見た人に伝わるだけでなく、行動につながる設計を重視。
情報の届け方ひとつでビジネスが大きく変わる面白さに惹かれ、現在は自社サービス運用・サービスブランディング・採用ブランディングを担当している。
株式会社ARDEM
Company Profile
北海道札幌市を拠点に、全国の企業を対象としたホームページ制作・Web戦略支援を行う。
SEO対策やMEO施策、集客・採用強化、ブランディング、マーケティングなど、企業ごとの課題に応じた最適な提案と構築を強みとする。
「一緒に戦う理解者であれ」という想いから、表面的な制作にとどまらず、公開後のアクセス解析や運用支援まで一貫して対応。蓄積された実績と知見をもとに、成果に直結するWeb活用を支援している。