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目次
「そろそろ自分のホームページを作ってみようかな。」
そう考えたとき、最初に立ちはだかるのが「何をどんな順番で載せたらいいの?」という疑問ではないでしょうか。デザインや文章も大切ですが、実は“構成”こそがホームページづくりの土台となる非常に重要な要素です。
構成がしっかりしていれば、見やすく分かりやすいサイトになり、訪問者の信頼や行動につながります。逆に構成があいまいだと、どれだけデザインが良くても伝えたいことが届かず、もったいない結果になってしまうことも。
この記事では、初めてホームページを作る方でも安心して進められるよう、基本的な構成の考え方と、各ページの役割についてわかりやすく解説します。これからのサイト制作に、ぜひお役立てください。
デザインや文章よりも先に、「何を・どこに・どう伝えるか」を整理することで、見る人に伝わるホームページが生まれます。
この記事では、はじめてホームページを作る方でも取り組みやすい、基本の構成と考え方を丁寧に解説しています。
「自分で作りたいけど不安がある」「プロに相談してみたい」とお考えの方は、札幌のWeb制作会社 ARDEM(アーデム)までお気軽にご相談ください。
▶ お問い合わせ
トップページは、ホームページ全体の「顔」ともいえる重要なページです。 実店舗で言えば“店頭”や“エントランス”にあたる場所で、訪問者が最初に目にするページです。
第一印象がここで決まるため、「このサイトは信頼できそう」「自分の求めている情報がありそう」と思ってもらえるよう、視覚的にも内容的にも整理された構成が求められます。
ここでは、トップページに掲載する主な内容を見ていきましょう。
トップページの最上部に大きく表示される画像や動画、そこに添えられるキャッチコピーは、訪問者の第一印象を決める非常に重要な要素です。
わずか数秒で「どんなサイトなのか」「どんな雰囲気か」を伝える役割があり、ここで興味を持ってもらえるかどうかが、次の行動に大きく影響します。
たとえば、おしゃれなカフェのサイトなら店内の写真や人気メニューの動画を使い、「居心地のよい空間で、あなただけの一杯を。」のような言葉を添えることで、訪問者の感情に訴えることができます。
画像やコピーに使う言葉や雰囲気は、事業の個性やターゲットに合わせて慎重に選びましょう。
メインビジュアルの構成については、こちらの記事で詳しく解説しています。
あわせてご覧ください。
「このホームページを持つ企業は何を提供しているのか?」を、訪問者がひと目で理解できるように簡潔にまとめるのがこのパートです。
長すぎず、かといって曖昧すぎず、自分たちの事業やサービスのポイントを2〜3行程度で紹介するのが基本です。
たとえば、「〇〇工務店は、札幌市を拠点にした木造住宅専門の建築会社です。設計から施工まで一貫して行い、自然素材にこだわった住まいづくりをご提案しています。」のように、地域、業種、特徴がわかる文が理想的です。
詳細は「サービス紹介ページ」などに任せて、トップでは概要だけを紹介します。
ホームページが定期的に更新されていることを示す「お知らせ」欄は、信頼感を高める上でも効果的です。
ここには、新サービスの開始、臨時休業の案内、イベント開催のお知らせ、ブログ更新情報などを掲載します。
ただし、更新が何ヶ月も止まっていると逆効果になることもあるため、無理に設ける必要はありません。更新が難しい場合は、代わりに「お客様の声」や「施工事例」などを掲載して、活動が見える工夫をするのもおすすめです。
トップページには、訪問者を他の重要なページ(サービス紹介、会社案内、お問い合わせ、ブログなど)へ誘導するためのボタンやリンクを設置するのが一般的です。これを「導線(どうせん)」と呼びます。
たとえば、「詳しくはこちら」「サービス内容を見る」「お問い合わせはこちらから」といった言葉を使ったボタンを、適切な位置に配置します。写真付きのバナーを使うことで視覚的に誘導しやすくなり、ユーザーの行動を自然に促すことができます。
この導線が整理されているかどうかで、サイト全体の使いやすさが大きく変わります。訪問者の視点になって、「次にどこへ進みたくなるか」を考えて配置しましょう。
「会社案内」や「店舗情報」のページは、訪問者に企業や店舗の信頼性や実在性を伝えるために欠かせない要素です。
ネット上での第一印象では、顔の見えない相手に対して不安を感じる人も少なくありません。そんな中で、しっかりとした基本情報を明示することで、「この会社(お店)はちゃんとしていそう」「ここなら安心して相談できる」といった印象を与えることができます。
とくに初めてのお客様や、ビジネスパートナー、採用を検討している求職者にとっては重要な判断材料になるため、丁寧に構成しましょう。
ここでは、会社案内・店舗情報に掲載する内容を見ていきましょう。
会社概要は、企業や店舗の基本情報を訪問者に伝える最も重要な部分です。
どんな名前の会社が、いつ設立され、どこに拠点を構えていて、誰が代表を務めているのかなど、情報がしっかりと掲載されていることで、ホームページを訪れた人は「この会社は実在し、きちんと運営されている」と安心することができます。
また、事業内容や連絡先、営業時間などもこのセクションにまとめておくと、ビジネスの実態や対応の姿勢が伝わりやすくなります。
法人であれば資本金や従業員数などを記載することも多く、こうした情報の積み重ねが、サイト全体の信頼性を支える基盤になります。
来店型のビジネスや、事務所に訪問される可能性がある業種の場合は、アクセスマップの掲載が不可欠です。どこにある会社や店舗なのかを地図で明示することで、訪問者が迷わず足を運べるようになります。
近年はGoogleマップを埋め込む方法が一般的で、スマートフォンからそのまま経路案内に使えるため非常に便利です。
加えて、最寄駅からの徒歩ルートや周辺の目印となる建物などを文章で補足すると、より丁寧で親切な印象になります。車で来られる方のために、駐車場の有無や駐車可能台数についても記載しておくと、信頼感が増します。
企業理念やビジョンを掲載することによって、単なる営業活動ではなく、どんな思いで事業を行っているのか、将来に向けてどんな価値を提供していきたいのかといった思いを、サイトの訪問者に届けることができます。
企業理念は、その会社が何を大切にしているのかを短い言葉で表したものです。
たとえば、「地域とともに歩む、信頼第一のものづくり」といったメッセージがあると、企業姿勢が明確に伝わります。
ビジョンは今後の方向性や目標を示し、単なる現在の紹介だけでなく、未来への意志を示す内容になります。
また、沿革では創業から現在に至るまでの歴史を簡潔にまとめることで、長く続けてきた実績や信頼性をアピールできます。
年表形式にしてもよいですが、自作の場合は時系列に沿って簡潔にまとめるだけでも十分に伝わります。
サービスや商品の紹介ページは、ホームページに訪れた人に対して「自分にとって必要なものがここにある」と感じてもらうための、最も重要なセクションのひとつです。
このページを通じて、提供する内容の魅力や強みを丁寧に伝えることで、問い合わせや購入といった次のアクションへとつなげることができます。
ただ情報を並べるのではなく、訪問者が不安なく判断できるように構成することが大切です。
以下に、サービス・商品紹介の主な内容を記載します。
複数のサービスや商品を取り扱っている場合は、それぞれを個別のページやセクションに分けて紹介すると、訪問者にとって非常に分かりやすくなります。
たとえば「Web制作」「ロゴデザイン」「SEO対策」といったようにジャンルごとに整理し、それぞれの特徴や目的、対象となるお客様像などを具体的に記載すると、内容の理解が深まりやすくなります。
自作サイトの場合は、1ページ内で見出しをつけて区切るだけでも十分に整理された印象になります。
サービスや商品の魅力を伝えるには、特徴やメリットを明確にすることが欠かせません。「どんな課題を解決できるのか」「他社と何が違うのか」をできるだけ具体的に説明しましょう。
また、料金については、明確に記載しておくことで信頼性が高まります。パッケージプランがある場合は内容と価格をセットで提示すると、検討しやすくなります。
さらに、サービスを利用する際の流れ(問い合わせ→提案→契約→納品など)をステップごとに示すことで、初めての人でも安心して検討できます。
すでに提供した実績やお客様の声がある場合は、それを紹介することで信頼性と説得力が一気に高まります。
サービス内容についての理解を深めてもらうために、「よくある質問(FAQ)」ページを設けることもおすすめです。
トップページやサービス紹介ページからFAQへのリンクを設置しておくことで、訪問者が疑問を自己解決しやすくなり、問い合わせのハードルも下がります。
FAQでは、「このサービスは誰でも申し込めますか?」「納期はどれくらいですか?」「キャンセルは可能ですか?」といった実際に多く寄せられる質問を中心に、簡潔で誠実な回答を掲載するようにしましょう。
実績や事例を紹介するページは、サービスの質や信頼性を証明する“裏づけ”として、とても重要な役割を果たします。
どれだけ魅力的なサービスや商品を謳っていても、実際に誰かが利用した例がないと、訪問者はなかなか信じ切れないものです。そんなとき、これまでの実績や導入事例を具体的に示すことで、「この会社は信頼できそう」「自分にも当てはまりそう」といった安心感を与えることができます。
ここでは、実績・事例紹介ページに掲載すべき内容についてご紹介します。
「お客様の声」は、サービスを利用した人のリアルな感想を通して、信頼感や満足度を伝えることができるコンテンツです。
実名・顔写真つきで掲載できるのが理想ですが、難しい場合はイニシャルや業種、年代などを補足して信ぴょう性を保つ工夫をするとよいでしょう。内容としては、「なぜ選んだか」「どこがよかったか」「使ってどう変わったか」など、具体的なエピソードがあると説得力が増します。
訪問者は、自分と近い立場の声を読むことで、安心して申し込みや問い合わせに踏み出しやすくなります。
過去にどんな企業や個人がどのようにサービスを活用してきたかを紹介する「導入事例」や「施工事例」「利用事例」も、強力な説得材料になります。
「業種別の導入事例」「課題別の成功事例」などに分類して掲載すると、訪問者が自分に近いケースを探しやすくなり、興味を引く導線としても活用できます。
事例紹介では、「導入前の課題」「導入の決め手」「導入後の変化」といった流れでストーリーとして構成すると、読みやすく印象に残ります。
視覚的に訴える要素として有効なのが、ビフォーアフターや写真つきの紹介です。
特に建築や美容、クリーニング、デザインなどの目に見える成果が出る業種では、文字情報以上に説得力を持つコンテンツになります。
文章では伝えきれない“変化”や“品質”を写真で伝えることで、訪問者はサービスの効果を直感的に理解することができます。
これらの情報発信ページは、ホームページの信頼性を与える大切な存在です。
定期的に更新されるコンテンツがあることで、訪問者に「この会社・お店は今もきちんと活動している」という安心感を与えることができます。
また、最新情報や役立つ内容を発信することで、リピーターを生み出したり、検索エンジンからの流入を増やしたりする効果も期待できます。
ここでは、お知らせやブログページに掲載する内容をご紹介します。
新たに提供を開始した商品やサービスについては、まずこのページで発信すると効果的です。
トップページに掲載しても埋もれてしまいやすいため、時系列で更新できる「お知らせ」セクションがあると、情報を探しているユーザーにとって便利です。
提供開始日、内容、価格、申込み方法などを明記し、必要に応じて詳しいページへのリンクを設けるとより親切です。
展示会や説明会、セールやプレゼント企画など、期間限定のイベントやキャンペーン情報もこのページで紹介できます。
特に「期間」「対象」「申し込み方法」などの要素を明確にしておくと、読んだ人がすぐに行動に移しやすくなります。
SNSやチラシで告知する場合も、このページへのリンクを貼って詳細を補足する構成にすると、情報が一元化できて便利です。
必ずしも商品やサービスに直結しない内容でも、社内での取り組みや日常の様子を伝えることで、企業や店舗の人柄や雰囲気が伝わります。
たとえば、新入社員の紹介、スタッフの誕生日、地域清掃活動、季節ごとの飾りつけなど、小さな話題でも丁寧に発信すれば、訪問者に「人のいる会社」として好印象を与えることができます。
特に小規模な事業者にとっては、顔の見える発信がブランドの信頼につながることも多いため、無理のない範囲で続けていくのがおすすめです。
お問い合わせページは、訪問者の行動を、見るだけの状態からコンタクトへとつなげる、いわばゴールの役割を果たす非常に重要なセクションです。
サービスへの質問、見積もり依頼、予約申込、資料請求など、具体的なアクションを起こしてもらうための起点となるページであり、ホームページ全体の成果=コンバージョンに直結する場所でもあります。
訪問者が「ここに問い合わせてみよう」と思ったとき、迷わずスムーズに行動できるよう、使いやすく・分かりやすい構成を意識することが大切です。
ここでは、お問い合わせページに必要な内容についてご紹介します。
最も一般的な問い合わせ手段として、多くのホームページに設置されているのが「お問い合わせフォーム」です。
名前、メールアドレス、問い合わせ内容など、必要最低限の項目に絞って入力しやすくすることで、送信率が高まります。
項目が多すぎると途中で離脱される原因になるため、自作サイトの場合は「必須項目」と「任意項目」を明確に分けると親切です。また、送信後に自動返信メールや「送信が完了しました」のメッセージを表示する設定も、訪問者の安心感につながります。
フォーム以外の連絡手段として、電話番号やメールアドレスをあわせて掲載しておくと、ユーザーの利便性が向上します。特に急ぎの問い合わせや、高齢の方を対象としたサービスでは、電話の需要が高い傾向があります。
電話番号はページの目立つ位置に掲載し、「お気軽にお電話ください」といった一言を添えると、心理的なハードルが下がります。
メールアドレスを掲載する場合は、スパム対策として画像化やお問い合わせフォームへの誘導を検討してもよいでしょう。
問い合わせ先を載せるだけでなく、対応時間の情報も、訪問者にとっては重要な判断材料です。
電話やメールの対応時間、定休日などを明記しておくことで、無駄な連絡やタイミングのずれを防ぐことができます。
たとえば、「平日9:00〜18:00(土日祝休み)」「お問い合わせは24時間受付、返信は翌営業日以内」といった記載があると、安心して連絡しやすくなります。
採用情報ページは、会社や店舗で新たな人材を募集する際に欠かせないセクションです。求
人サイトやハローワークとは異なり、自社のホームページ内に設ける採用ページは、企業の想いや雰囲気を直接伝えられる貴重な場所でもあります。
どんな人材を求めているのか、どんな環境で働けるのかを具体的に伝えることで、応募者の不安を減らし、「ここで働いてみたい」という気持ちを後押しできます。
近年は、求人情報を検索する際に会社の公式サイトも確認する求職者が増えているため、採用ページの有無や内容の充実度が応募数に大きく影響することもあります。
自作サイトでも、必要な情報をシンプルかつ誠実にまとめれば、しっかりとした採用コンテンツとして機能します。
ここでは、採用情報ページに掲載するべき内容を簡単にご紹介します。
募集要項は、応募を検討する上で最も基本的で重要な情報です。仕事内容、雇用形態、勤務地、給与、勤務時間、休日、福利厚生、応募資格などを、できるだけ明確に記載しましょう。
とくに条件面をあいまいにしてしまうと、問い合わせの手間が増えるだけでなく、ミスマッチによる早期離職の原因にもなりかねません。
一つの職種ごとに項目を分けて整理し、見やすくまとめることが大切です。できれば「先輩社員の一日」や「こんな人に向いています」といった補足情報を添えると、応募の判断がしやすくなります。
実際に働いている社員の声や、職場の雰囲気が伝わるコンテンツは、求職者にとって非常に参考になります。入社のきっかけ、仕事内容、やりがい、大変だったこと、今後の目標などをインタビュー形式で紹介すると、仕事や会社へのリアルなイメージが湧きやすくなります。
職場の写真や、社員同士のコミュニケーションの様子を見せることで、「どんな人たちと働くのか」「どんな社風なのか」といった情報も自然と伝わります。
採用メッセージでは、代表者や採用担当者が「どんな人材を求めているか」「この会社で働くことの意味」などを自らの言葉で語ることで、企業の姿勢や想いを伝えることができます。
単に人手が欲しいというだけでなく、「共に成長できる仲間を探している」「未来を一緒に描ける人と出会いたい」というような前向きなメッセージは、応募者の心に響きやすくなります。
短い文章でも構いませんが、口調はできるだけやわらかく、人柄や社風がにじむような内容を心がけると良いでしょう。代表の写真や直筆風の署名を添えるだけでも、ぐっと親しみやすさが増します。
フッターとは、ホームページの各ページの一番下に共通して表示される領域であり、サイト全体のナビゲーションを補完する重要な役割を担っています。
訪問者がスクロールしてページの最後まで読み終えたときに、次に何をすればいいのか、どこに進めばいいのかを迷わず案内できる場所でもあります。
また、訪問者が最終的に信頼性を確認したり、会社の基本情報を探したりするときにもフッターが活用されるため、目立ちにくいながらも非常に実用性が高いパーツです。
特にスマートフォンからの閲覧が多い現代においては、フッターが第二のメニューとして機能するケースも増えています。
サイトマップは、ホームページ内の主要なページへの一覧リンクをまとめたものです。フッターに設置しておくことで、訪問者が目的のページにすぐにアクセスできる導線となります。
たとえば、「トップページ」「サービス紹介」「会社案内」「お問い合わせ」などのリンクをコンパクトにまとめておくと便利です。
ページ数が少ない場合でも、全体構成を把握できるようにしておくと、ユーザーの回遊率が向上します。
個人情報を取り扱うサービスや、お問い合わせフォームを設置している場合は、プライバシーポリシー(個人情報保護方針)の記載が必要です。
このページへのリンクも、フッターに掲載するのが一般的です。企業としての情報管理への姿勢を示すことで、訪問者に安心感を与え、信頼性の向上にもつながります。内容は簡潔で構いませんが、法的に必要な項目を含めた上で明確に表現しましょう。
企業や店舗が運営しているInstagramやFacebook、X(旧Twitter)などのSNSアカウントがある場合は、フッターにリンクを設置することで、サイトから直接アクセスできるようになります。これにより、WebサイトとSNSの相互導線が生まれ、情報発信の幅が広がります。
また、著作権表記を記載しておくことも一般的で、コンテンツの権利保護の意思を示す意味でも重要です。
ここまでご紹介したページ以外にも、ホームページにはあると便利なページが沢山あります。
ここでは、メジャーな4つのページをご紹介します。
FAQ(Frequently Asked Questions)は、訪問者が抱きやすい疑問にあらかじめ答えておくことで、不安を解消し、問い合わせの手間を省く効果があります。
とくに初めてサービスを利用する人や、内容をしっかり確認してから行動したい慎重なユーザーにとって、FAQは安心材料となります。
よく寄せられる質問をいくつかまとめるだけでも、サイトの信頼性が高まり、離脱防止やコンバージョン向上につながる可能性があります。
業種によっては、パンフレットや料金表、導入事例集などの資料をPDFで提供することで、より詳しい情報を必要としているユーザーに訴求することができます。
たとえばBtoBのサービスや不動産、医療、教育系のサイトでは、検討段階で資料を求めるケースが多く見られます。ダウンロードと引き換えにメールアドレスを取得する形式にすれば、リード獲得(見込み客の情報収集)にも活用できます。
スタッフやメンバーの紹介ページは、企業や店舗の「顔」が見えることで、訪問者に親しみや安心感を与えることができます。とくに中小企業や個人経営のお店では、「誰が対応してくれるのか」が選ばれる理由の一つになることもあります。
写真と簡単なプロフィール、ひとことコメントなどを掲載するだけでも、雰囲気や社風が伝わりやすくなります。
特定の顧客だけに向けて提供する情報がある場合は、パスワード付きの会員専用ページを設けることも可能です。たとえば、契約者向けのマニュアルダウンロードページ、進行中プロジェクトの進捗共有ページ、幼稚園や保育園の保護者向けページなどが考えられます。
WordPressなどを利用すれば、比較的簡単にパスワード制限をかけることができるため、自作サイトでも導入しやすい機能のひとつです。
ホームページを自作する際に、「何をどこに載せればいいのか分からない」という壁にぶつかる方は少なくありません。
しかし、今回ご紹介したように、トップページ、会社案内、サービス紹介、お知らせ、実績紹介、お問い合わせなど、それぞれのページには明確な役割があり、伝えるべき内容もある程度定まっています。
大切なのは、情報を過不足なく、そして見やすく整理することです。どれだけデザインに凝っていても、訪問者が迷ってしまう構成では、本来の目的である「問い合わせ」や「購入」にはつながりません。逆に、シンプルでも必要な情報が的確に配置されていれば、信頼され、選ばれるサイトになります。
まずは、今回ご紹介した構成をベースに、自分のビジネスやサービスに合わせて少しずつカスタマイズしてみてください。
サイトの目的やターゲットに寄り添った構成づくりが、自作ホームページの成功への第一歩です。
正しい構成は、見た人の信頼を得て、行動につながる“設計図”です。
「自分のサイトも構成を整えたい」「もっと分かりやすく伝えたい」と感じた方は、札幌を拠点にホームページ制作を行うARDEMまで、お気軽にご相談ください。
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ARDEM広報担当
Harada Asuka
Author Profile
「誰かの『伝えたい』を、ちゃんと届く形にしたい」そんな思いから、2024年に中途入社。
これまで複数のブランディング案件に従事し、サービス認知度の向上や採用応募数の倍増など、成果に結びつくコミュニケーション設計を実践。
UX・SEO・CV導線を意識したコンテンツ制作を得意とし、見た人に伝わるだけでなく、行動につながる設計を重視。
情報の届け方ひとつでビジネスが大きく変わる面白さに惹かれ、現在は自社サービス運用・サービスブランディング・採用ブランディングを担当している。
株式会社ARDEM
Company Profile
北海道札幌市を拠点に、全国の企業を対象としたホームページ制作・Web戦略支援を行う。
SEO対策やMEO施策、集客・採用強化、ブランディング、マーケティングなど、企業ごとの課題に応じた最適な提案と構築を強みとする。
「一緒に戦う理解者であれ」という想いから、表面的な制作にとどまらず、公開後のアクセス解析や運用支援まで一貫して対応。蓄積された実績と知見をもとに、成果に直結するWeb活用を支援している。